出版社内容情報
遊郭の打ち壊しが起こり、闕所物奉行、榊扇太郎は競売の入札権を持つ天満屋とともに後始末にあたる。事件を発端に不可解な殺人が続発、そこには水戸藩の思惑と幕府の陰謀が入り乱れていた。やがて吉原にも魔の手がのび、扇太郎にも危険が迫る! 痛快時代小説新シリーズ、待望の新装版!
内容説明
遊郭の打ち壊しが起こり、闕所物奉行、榊扇太郎は競売の入札権を持つ天満屋とともに後始末にあたる。事件を発端に不可解な殺人が続発、そこには水戸藩の思惑と幕府の陰謀が入り乱れていた。やがて吉原にも魔の手がのび、扇太郎にも危険が迫る!痛快時代小説シリーズ、待望の新装版!
著者等紹介
上田秀人[ウエダヒデト]
1959年大阪府生まれ。大阪歯科大学卒、歯科医師。97年小説CLUB新人賞佳作。2001年作家デビュー。時代小説を中心に活躍。10年、単行本『孤闘 立花宗茂』(中央公論新社)を刊行、第十六回中山義秀文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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とし
83
闕所物奉行 裏帳合「御免状始末」1巻。奉行とはいえちゃっかりと袖の下を貰うちょいワルな榊扇太郎、鳥居耀蔵ともうまく立ち回り面白いですね次巻展開も楽しみです。2018/06/22
わたしは元気
4
今まで読んだものと、ちょっと違う感じの主人公。楽しみです。2020/11/27
yasu7777
2
★★★☆☆ 稲沢3537-2652022/06/28
ばるたん
1
今までの上田シリーズと違うようだ。更に期待を持って次号へ。2021/01/09
プレミアムモルツ
1
上田さんのおかげで、江戸幕府の様々な職制やその仕事の内容を学ぶことができる。本シリーズでは闕所者奉行。そんなものもあったのか。パワハラ上司のもと、扇太郎は凌げるのか。2018/03/21