中公文庫<br> インカ帝国探検記―ある文化の滅亡の歴史 (改版)

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中公文庫
インカ帝国探検記―ある文化の滅亡の歴史 (改版)

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  • サイズ 文庫判/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122063723
  • NDC分類 268
  • Cコード C1122

内容説明

太陽を崇拝し、文字を持たないながら高度な文明を築いたインカ帝国。建国の伝説から、一五三一年のフランシスコ・ピサロによる「発見」、スペイン人によるあっけないほどの首都陥落、さらに征服後の抵抗の日々まで。膨大なスペイン語史料と実地踏査をもとに、黄金の帝国の歴史を躍動的に再構築する記念碑的名著の新装版。

目次

第1部 インカ帝国の発見(黄金帝国のうわさ;探検にのりだす;驚異の帝国)
第2部 征服者と黄金(征服者の道;インカ皇帝の身代金;太陽の都クスコ;秘められた谷間)

著者等紹介

増田義郎[マスダヨシオ]
1928年、東京に生まれる。50年、東京大学文学部卒業。東京大学名誉教授。専攻は文化人類学、イベリア及びイベロアメリカ文化史。59年からたびたびスペイン、中南米に滞在し、各国に交友関係も広い。2016年11月死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

翔亀

49
【始原へ21】多くの訳書を出し日本のラテンアメリカ史/大航海時代の開拓者とも言われる著者の最初の著作だ。何と1961年初出。以来2001年に増補、没後2017年に網野徹哉の解説を加えた新版が出て長い間読み継がれてきた。今でも新品が手に入る。この種の概説書としては珍しいことではないか。読んでみて、なるほどこれは滅法面白い。60年の風雪に耐えられる書物にしようと著者は計算していたのかもしれない。何故そう思うか書いてみよう。■1)表題からはスペインによるインカ帝国の征服史に見える。事実、前半はピサロによる↓2021/06/24

金吾

23
○インカの歴史がインカ側、スペイン側両方からわかりやすく書いている良書です。アタワルパは有能故に相手を甘く見、ピサロも傀儡から処刑に考えがかわったという話は至極わかりやすかったです。2023/09/20

トムトム

22
しゅごい!キングダムを読んでいるような。山の民を武力と政治で統合した楊端和のような!物語のようで面白かったです。インカ帝国の都はクスコ。それを定めたインカ初代皇帝の名前はマンコ・カパック。日本人にしか分からない下ネタを考えてしまいました。ちなみにペルーの国際空港はマンコ・カパック国際空港。2023/03/26

にく18

9
お堅い感じかと構えて読んだのですが、いやぁ面白かった!黄金熱に浮かされたスペイン人征服者の側から描きつつ、抵抗するインカの民の勇猛さや強かさもよく分かる書きっぷり。征服者側もインカも、一枚岩でなく、時に友好的に、時に容赦なく。アンデスの山々や深い谷や森の様子が胸に迫ってきます。インカ滅亡と言いつつ、どこかで彼らの誇り高い復活を期待しているかのような著者が感じられ、満足。高階良子の『幻のビルカバンバ』読み返したくなったな。2022/05/05

ピオリーヌ

9
インカ帝国の分裂。ワイナ・カパック皇帝は亡くなり、彼の腹違いの兄弟、アタワルパとワスカールの争いが始まる。激戦の末、アタワルパが勝利。ついにインカ帝国全体を支配する勝者となった。だが、得意の絶頂にいたアタワルパに迫りつつあったのが、白い、髭のある人間達であった。何を隠そう、コンキスタドールであるピサロである。なんたる歴史の皮肉…2018/10/20

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