中公文庫
大英博物館の話

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  • サイズ 文庫判/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122063662
  • NDC分類 069.6
  • Cコード C1122

内容説明

一七五九年に開館した大英博物館。一民間人のコレクションから生まれたこの博物館は、英国の発展とともに、ギリシア、エジプト、アジアへと蒐集品を増やし、「世界一」の名にふさわしいまでに成長した。コレクション、寄贈者、職員、足繁く通った人物などを通し、いまなお拡大を続けるこの偉大な博物館の歴史を辿る。

目次

序章 新しく甦った大英博物館
第1章 創立とハンス・スローン
第2章 草創期とウィリアム・ハミルトン
第3章 ロマン派時代とギリシア彫刻群
第4章 ヴィクトリア時代の光と影
第5章 中興の祖オーガスタス・フランクス
第6章 大英博物館を訪れた人びと
第7章 困難な時代―ふたつの大戦をはさんで
終章 大英博物館のさまざまな至宝

著者等紹介

出口保夫[デグチヤスオ]
三重県松阪市生まれ。早稲田大学教授を長年務め、現在早稲田大学名誉教授。専攻、英文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ふたば@気合いは、心を込めて準備中

4
個人の所有物を保管展示する施設としてスタートしたとは知らなかった。その所蔵物のほとんどが寄贈によるものだとも、これを読んで初めて知ることとなった。略奪してきたものを所蔵しているという話を、まあイギリスだしね、と疑うことがなかったことは反省したい。長い歴史は、常に順風ではなかったが、これだけの収蔵物を一度も入館料を取ることなく展示し続けている事、その施設が常に進化している事は素晴らしい事と思う。2017/11/13

こまさん

2
大英博物館の歴史について、館の発展に尽力した人やコレクション収集の流れなどの物語。ただ、本書でいう利用者は主にリーディングルームを利用した人であるから、博物館の本質とはまた少し違うし、博物館がどのようなサービスを提供し、利用者にとってどうだったのかという話とはまた別だった。そういった意味では、歴史物語としては面白いが、博物館の本質の話とは違う内容であることに注意。2017/06/20

Weapon

1
図書館から。たまには小説ではないものも。 新婚旅行はフランス一か国リベンジ、と思ってたのをイギリスも行こうかなと思うくらいには、大英博物館に行きたくなった。 ただ、残念ながら美術と歴史の知識が足りてないのであまり頭に入ってこなかった感はある…。 イギリスまでいかなくてもいいので、手近なところから博物館、美術館に行って経験積まなきゃ。2018/02/16

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