出版社内容情報
レインボーテレビに監禁された嶺藤を救出するため駆けつけた日向の前に立ちはだかる最凶の敵・クリムゾン。その巨大な陰謀とは――!? 「リンクス」三部作、堂々完結!
内容説明
嶺藤がクリムゾンに拉致された!レインボーテレビに監禁された嶺藤救出のため潜伏中の奥多摩から向かう日向に、最凶最悪の敵・クリムゾンが真っ向から立ちはだかる。ついに明らかになる全貌。果たして日向は、全世界を相手取った強大な陰謀を企む敵を倒し、家族を、そして世界を救うことができるのか!?高速ハード・アクション三部作。書き下ろし、堂々完結!
著者等紹介
矢月秀作[ヤズキシュウサク]
1964年兵庫県生まれ。文芸誌編集などを経て、小説家へ転向(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
116
このシリーズの最終巻だったのですね。3巻で終了とは残念です。このような本は最後がある程度予測できるので安心して読んで皿と読めてストレス発散にはもってこいです。いつも比較的重いものを読んでいるときが多いので時たま息抜きです。もう少し悪玉が大物かと思っていましたが、あっけない幕切れではありました。2016/06/12
Tsuyoshi
60
シリーズ完結編。クリムゾンと日向達の戦いも最終局面に。前作同様メインは潜入捜査に乗り出した日向とクリムゾンの一派によるど派手なアクションシーン。目まぐるしく展開される描写は映像化向き。内容的にはツッコミ所は多々あれどアクション物としては楽しく読めるシリーズだった。2018/11/05
きさらぎ
48
このシリーズは疾走感がスゴイ。善人側と悪側がハッキリしていてわかりやすいのもいい。あと、レインボーテレビはどう見てもフジテレビがモデルだと思うのでラストシーンはスカッとした。2016/05/27
GAKU
45
リンクス三部作の完結編。凶悪の敵、クリムゾンの実態がやや尻すぼみ。特にストーリーに目新しさもなく有りがちなアクション小説なのですが、何故か矢月さんの作品は一作読みだすと全作読んでしまうのですよね。まぁ、一番は深く考えることなくサクサクと読め、結末は勧善懲悪のハッピーエンドというのが良いのでしょうか。読んだらすぐ忘れてしまうような作品ばかりで、特に人にお薦めするという作家さんではないのですが、個人的には結構好きです。新作が出たらまた読んでしまうのだろうな。2016/04/03
禅
31
いよいよ公安部と革命軍の決着が付く。予想通りの展開と結末、そして相変わらずアクションシーンの描写が長かった。これをドラマ化できるのはビルに球体を持つフジテレビだけでしょう。2019/01/10