内容説明
新選組一番組頭沖田総司。天才剣士と謳われながら、労咳のため若くして独り江戸でこの世を去った。道場では短気で荒っぽかった少年時代。子供好きで明るい面を見せた壬生村の頃。近藤の養女の求愛を固辞する一方、内妻の死を悼み涙した女性との関わり。そして新選組で最も武闘派だった“剣客”。知られざるその実像に迫る書き下ろし。
目次
第1章 江戸編―沖田総司の青春(総司の墓碑;沖田家の伝承 ほか)
第2章 京都編―壬生浪士組の結成と抗争(京都壬生;京都残留浪士 ほか)
第3章 京都編―新選組の活躍と落日(富沢忠右衛門の上洛;新選組の組織 ほか)
第4章 江戸編―沖田総司の最期(医学所入院;甲州出張 ほか)
著者等紹介
相川司[アイカワツカサ]
1951年、東京生まれ。73年、早稲田大学政治経済学部卒業。歴史、ミステリ評論家。日本推理作家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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