中公文庫
終電へ三〇歩

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  • サイズ 文庫判/ページ数 359p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122059139
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C1193

内容説明

北風の冷たい夜。柴田秀直は、リストラされたことを家族に告げる勇気が出ず、居酒屋で飲んだくれていた。店を出て駅に向かうと、上司の永井絢子が常務とホテルから出てくるところを見かけて…。ふとしたきっかけで巡り会った人々の会話や行動が新たな事件を呼び、やがて事態は殺人を引き起こす!ほろ苦く、のち心温まる、赤川ミステリー。

著者等紹介

赤川次郎[アカガワジロウ]
1948年、福岡県生まれ。76年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞し、サラリーマンから作家業に専念する。80年には『悪妻に捧げるレイクエム』で角川小説賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Syo

22
なんじゃこりゃ 2022/12/01

🍣

6
登場人物が32人もいるから、絶対読みにくいんだろうな~って、読む前からげんなりしてましたが、それぞれがいい 味をだしていたり、意外なところで繋がっていたりするので、とっても読みやすかった。 それぞれの結末を読んでみたいって思った笑。2014/04/04

ゆきち

6
学生以来か?と思うくらい久しぶりの赤川次郎。今でも新作が出てるってすごい。覚えてる以上に軽い、2時間サスペンスドラマよりも軽い。殺人も不倫も簡単に起こって過ぎ去っていく。感動やハラハラドキドキしようと思うとものすごく物足りない。でも暇つぶししたいが、体力・気力・思考力がない時にいい。2014/04/01

ゆき

2
とくに続きが気になる!ってわけでもないのにさらさらどんどん夢中で詠んじゃう赤川次郎 「」が多くて読みやすいしなぜか明るい雰囲気だけど 話は何が何と繋がってとかの驚きはないけど人死にすぎだけど本多さんと結ばれてほしかった2020/02/10

KMR

2
あらすじだけ見て購入したらたまたま赤川作品でした。 昔三毛猫ホームズシリーズをよく読んでいたので、懐かしい思いで読了。 会社をクビになりたてのサラリーマンが居酒屋で終電を逃した後、自分の元上司と同じ会社の常務の不倫現場を目撃することから物語が始まる。 その後DVを受ける専業主婦、駆け落ちを試みる高校生カップルとその両親と、登場人物がどんどん増えていく。 彼等の物語が次第に絡まり、最後には…という話。 語り部が次々に変わるが、さすが赤川作品、テンポよく読めてしまった。 群像劇が好きな方、おすすめです。2019/06/13

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