中公文庫
自分の頭で考える

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  • サイズ 文庫判/ページ数 219p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122057586
  • NDC分類 141.5
  • Cコード C1195

内容説明

どうしてあの人の発想は独創的なんだろう?そう思ったことはありませんか。過去の前例が役に立たなくなった時代に、知識ばかり詰め込んでいては、むしろマイナス。必要なのは、強くてしなやかな“本物の思考力”です。「忘却は『力』である」「スポーツと頭脳」「なぜ外国語か」「歴史を疑ってみる」など、人生が豊かになるヒントが満載のエッセイ。

目次

1(忘却は「力」である;頭と体の活性化;談論風の楽しみ)
2(人間関係について;手紙のたしなみ;スポーツと頭脳)
3(不熱心な読者の告白;なぜ外国語か;古典の誕生)
4(エスカレーター人生;朝、予定を立てる;謙虚さということ)
5(翻訳と日本人;歴史を疑ってみる;文学とは何か)

著者等紹介

外山滋比古[トヤマシゲヒコ]
1923年、愛知県に生まれる。東京文理科大学英文科卒業。同大学特別研究生修了。文学博士。雑誌「英語青年」の編集長を十年余り務めた。東京教育大学助教授、お茶の水女子大学教授、昭和女子大学教授などを歴任。お茶の水女子大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ムーミン

20
「一次的リテラシー」「二次的リテラシー」の話は面白いと思いました。2017/08/21

魚京童!

20
同じことの繰り返し。呆け始めている。2016/05/15

Mori

12
2021年の1冊目。知識を多くもつ人は思考力が乏しく、逆もまた然り、と外山さんは仰る。それに加えて忘却は力であり、個性的だ、とも。昨今のAIの台頭から、学力が新しい定義になったが、そのことを予見していた節すらある。自分は生徒に知識のみを与えていないか、反省した。今の自分の道の先を真剣に考えてみようと併せて思った。2022/01/01

Verte

8
知ることは本を読めばできる。考えることは本をよむだけではできない 一番やっかいな、自分で考える習慣をつける1472017/07/29

Joao do Couto

7
再読。とばし読み。本を読むより、考えることのほうが難しくて、疲れるってところに共感。自分も本を読むと影響されすぎるし、考えなくなるのを感じる。かといって、無から有って具合に何も読まずに、新しいアイディアを生み出すのは難しい。読むといっても、歴史資料なんかだと、追体験する部分があるから、そういうものを読むぶんには、読むという行為も考えるのにいいのかもしれない。2015/07/31

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