出版社内容情報
東京裁判で反対意見を貫いた三人の判事の一人、オランダのレーリンクが、知られざる法廷の内幕を生々しいエピソードや人物評をまじえて率直に語る。
内容説明
東京裁判判決に反対意見を表明したことで知られるオランダの判事レーリンクが、法廷の内幕を生々しいエピソードや人物評も交えて率直に語った貴重な証言。国際法についての高い見識と現実主義が、裁判の問題点と歴史的意義を明らかにする。
目次
序文
1 東京裁判
2 侵略などの国際犯罪
3 平和のための戦略
4 「哀れな国際法」?
レーリンクと東京裁判―評価と想い
著者等紹介
レーリンク,B.V.A.[レーリンク,B.V.A.][R¨oling,B.V.A.]
1906年オランダ生まれ。46年極東国際軍事裁判(東京裁判)のオランダ判事に任命。多数派判決への反対意見を著す。48年グローニンゲン大学刑法教授、50年同国際法教授。1985年死去
カッセーゼ,A.[カッセーゼ,A.][Cassese,Antonio]
1937年イタリア生まれ。ピサ大学国際法教授、欧州大学院法学教授を経て、旧ユーゴ国際裁判所の初代裁判所長、ダルフールにおけるジェノサイドについての国際諮問委員会議長、レバノン特別法廷裁判所長
小菅信子[コスゲノブコ]
1960年東京生まれ。上智大学文学研究科史学専攻博士後期課程修了満期退学。ケンブリッジ大学国際研究センター客員研究員を経て、山梨学院大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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こまったまこ
hanna
あまたあるほし