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出版社内容情報
伊歌劇の粋。プッチーニ作の悲劇「トスカ」。美故に罪多き女を描く「マノンレスコー」。中世ゲルマンの伝説を描く、ワーグナー「ローエングリーン」を収録。
著者等紹介
里中満智子[サトナカマチコ]
1948年、大阪市生まれ。64年『ピアの肖像』により第1回講談社新人まんが賞を受賞し、16歳でデビュー。翌年、単身上京、漫画家生活に専念する。74年『あした輝く』などにより第5回講談社出版文化賞児童まんが部門賞、82年『狩人の星座』により第6回講談社漫画賞を受賞。近年はエッセイも手がける。漫画家協会常務理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
aisu
9
この三作は女性が主体の哀しい恋、という括りだそうです(解説より)。貴族社会だと結婚後も比較的自由に恋愛が楽しめた→モーツァルトの作品などでは女性はもっと生き生きして頑丈。革命後の市民社会の方が良妻賢母の枷が強い→せめてオペラの中では身の破滅と引き換えでも情熱的な愛に生きることに憧れる…とか。19世紀のオペラに今の少女マンガのルーツがあるとまで。(最新?の少女マンガは逆にちょっと違う気もしますが…)…愛が全てよ!と叫ぶオペラの主人公たちにどっぷり浸かるのがだんだん快感になってきました。2017/03/22
アイアイ
9
悲しい恋3篇。美女マノンとデ・グリューの愛の果ては荒野「マノンレスコー」 歌手トスカと画家マリアの命がけのロマンス「トスカ」 結婚行進曲で有名な「ローエングリン」ってこんな悲しい話だったのね。▽図書館2015/06/26
藤々桃
1
トスカ、こんな話だったとは、、、。激しいな。2017/01/07
かたつむり
1
恋の純粋さ 無謀さ がよくわかる。これくらい短い物語だとオペラを見ていてもあきない気がする。2011/07/06
eridesu
0
☆2012/12/10