中公文庫
マンガ 日本の歴史〈39〉飢饉と兵乱と

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  • サイズ 文庫判/ページ数 220p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122032491
  • NDC分類 210.1
  • Cコード C1121

出版社内容情報

将軍家斉の時代は、工場制手工業がはじまり少しずつ近代化が進んでいたが、天保の大飢饉により各地で一揆が発生し、ついに大塩の乱が起こる。

内容説明

徳川家斉の時代は商工業の技術革新が少しずつ進み、工場制手工業の萌芽が見られるようになった。しかし幕府の経済政策は破綻し、天保の飢饉が人々を苦しめた。このような状況を悲痛な思いで見つめていた、元与力の大塩平八郎は謀反を起こす。

目次

序章 『大御所』家斉
第1章 百姓の銭遺い
第2章 国益反対一揆とお蔭参り
第3章 飢饉と世直しと
第4章 大塩平八郎起つ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

どぶねずみ

31
水野忠成による経済政策によって銭遣いに拍車がかかり、あらゆる商品や流通に税を課した。切手がなければ売買も許さない。国益反対一揆、コロリ病の流行、全国的大干魃、紀州大一揆、江戸大火。60年目に巡ってくるお伊勢さまへのお陰参りは人々の思いを大爆発させた。それでもなお米価急騰、盗賊や追い剥ぎ、捨て子、困窮・飢餓多し。大塩平八郎は幕府要人たちの不正を糾弾する密書を江戸の徳川斉昭に届けたが、飛脚が無事に届けないこともあり、大阪東町奉行所から潜伏先を包囲されて爆死。大塩の志を継ごうとする者が続出する。2021/09/04

ROOM 237

10
11代目家斉将軍がアレでアレなせいで、老中定信さんはクビになるわワイロ復活するわで幕政はハチャメチャに。同じ頃19世期初頭イギリスでは、蒸気機関車の発明〜産業革命がスタートし日本でも少し遅れてマニュファクチュアか盛んに。しかし農民が手間稼ぎに出ると銭は入るが農業の時間が取れずに百姓が米を買う事態になりインフレ化。一揆が頻発し米価3倍になった所で大塩平八郎さま登場♡大事な本を売って換金して農民に配り、自分の屋敷に火をつけいざ出陣!ってイケメン過ぎませんかね?ちょいワル楠木正成さまも良いけど…選べないわ〜♡2020/06/12

ふろんた

4
天保の飢饉と大塩平八郎の反乱。2014/09/15

greenman

2
お金を使い出した農民と天保の飢饉。江戸を飢えさせないために幕府は米を集めるが、結果諸国に米が回らなくなる。大塩平八郎の苦闘。2011/11/13

このり

1
飢饉のために、農民の一揆ばかり。 徳川家も政治してないし。 大塩平八郎は、致し方ない 2018/05/25

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