中公文庫
マンガ日本の歴史 〈38〉 野暮が咲かせた化政文化

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  • サイズ 文庫判/ページ数 224p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122032262
  • NDC分類 210.1
  • Cコード C1121

出版社内容情報

教育の普及と大衆化によって町民の社会認識が深まる。馬琴・一九・写楽・歌麿・北斎・広重・南北といった、個性豊かな才能によって化政文化が花開く。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

どぶねずみ

28
吉田松陰の松下村塾やシーボルトの鳴滝塾など私塾が開設され、教育の普及により、農民や町人の社会認識も深まる。松平定信による寛政の改革では、書物屋仲間に発せられた厳しい言論出版取締令。山東京伝による洒落本は摘発されたが、滝沢馬琴の政治批判『南総里見八犬伝』は大ヒット。水野忠邦によって更に厳しい出版統制。異国船が増えているため、海の守りを固めるためには正確な絵図が必要となり、伊能忠敬が海からの距離を割り出す。農村の荒廃、鎖国による異文化への関心など、新しい体験の時代。2021/08/24

ふろんた

7
滝沢馬琴、十返舎一九による文学、葛飾北斎、歌川広重による浮世絵。伊能忠敬の日本地図の測量。2014/09/15

greenman

2
教育の普及と大衆化が農村や町に広がり、国民文化や野暮の文芸を生んでいった。山東京伝、曲亭(滝沢)馬琴、十辺舎一九などの文人、喜多川歌麿、写楽、葛飾北斎、歌川広重の浮世絵、歌舞伎、伊能忠敬の「大日本沿海興地全図」。2011/11/10

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