中公新書<br> 感染症―広がり方と防ぎ方 (増補版)

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中公新書
感染症―広がり方と防ぎ方 (増補版)

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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121918772
  • NDC分類 498.6
  • Cコード C1247

出版社内容情報

人や物の移動が絶えない今日、病原体は国境を越え広汎に伝播する可能性が高まった。しかし危険な感染症すべてが世界中に広まるわけではない。本書では、伝染病との闘いの歴史、病原体の種類や性質、伝播の基礎知識から、私たちがこれから気をつけるべき感染症までを取り上げ、感染症の過去、現在、未来を浮き彫りにする。新型コロナウイルスや、将来起こりうる感染症を「死に至る病」としない実践的知恵を身につけよう。

内容説明

正しい予防法とは何か。感染拡大のメカニズムと遮断の方法をわかりやすく解説。新型コロナウイルスの新章を加えた増補版。

目次

第1章 病原体の伝播経路を知る
第2章 清潔化の歴史
第3章 清潔社会で起こる感染症
第4章 世界のなかの感染症
第5章 新型インフルエンザ
第6章 エイズ/性感染症
補章 新型ウイルスが広がりにくい社会

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

225
新型コロナのために増補して書かれており、感染症の基礎からわかる一冊。基本的にはマスクして暑い時は人混み以外で取るなど今の時期に適した対策が書かれており勉強になった。2020/06/26

翔亀

46
【コロナ5】著者は元国立感染症研究所研究員。2020年4月25日に新型コロナウイルスに関する章が26頁分増補された。ただこのウイルスの性質、病理学、疫学の詳細はわかっていない、と正直で専ら伝播の遮断、そのためのひとり一人の感染予防を説く。その内容は皆さんご存知の通り。本書で改めて知ったのは2006年初出の本書がもともと訴えていた新型インフルエンザの予防法と変わることがないことだ。すでにタミフルやワクチンでは対応できないウイルスの出現を警告していて、学校閉鎖や咳患者のマスクの重要性を指摘していた。↓2020/04/27

禿童子

40
今回の新型コロナ発生を受けて3月に書かれた増補版が発行されたのは4月25日、私が買ったのが4月29日、それから1ヵ月弱で読み終えたときには緊急事態宣言の解除がささやかれている。欧米と中国での大規模感染と比べて日本の感染者/死者数が桁違いに少ない理由に以下の著者の説が引用されるかもしれない。握手やハグやキスが習慣としてないこと。家に土足で上がらないこと。英語に含まれる有声子音が日本語にないのでしゃべるときの風圧が低く、唾の粒子が遠くに飛ばない。BCG接種が一般に行われている。結論を出すにはまだ時期尚早だが。2020/05/23

ユウユウ

28
とても分かりやすく書かれていると思う。この時代だからこそ、正しい知識を知りたい。日本人や日本国内で感染症が広がりにくい理由についての著者の意見については、安易に受け止めきれない印象もある(通勤電車等の密集状態についての記述などはあまりなかったはず)。それでも食事は箸を使う(そもそも個人個人が自分の器を使う)ことや、手を洗う、風呂に入る等の文化については、接触感染を避けることにはつながるだろう。まずは基本を知り(何がどういう方法で感染を起こすのか)、そして冷静に自分の頭で考えることが必要だろう。2020/09/12

チェアー

14
いい本だと思う。 人間の歴史が感染症との闘いの上に作られていることが、具体的な例証で語られていて分かりやすい。 古い水洗が感染症を広めてしまい、くみ取り式が衛生的には理にかなうこと、結果として日本は「清潔大国」であることには、へへえと思う。日本語の発音も、他の言語より飛沫が飛びにくい、ということもなるほどと思う。、 新型コロナ前から、感染症は患者側がマスクをつけることが有効としており、パンデミックを見越したような内容。 あと、コンドームは日本の誇るべき習慣だと強く主張。ふーん。2020/08/26

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