中公新書ラクレ
読売新聞朝刊一面コラム「編集手帳」〈第28集〉

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  • サイズ 新書判/ページ数 243p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121505347
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C1295

出版社内容情報

イスラム国で日本人の処刑、天皇皇后両陛下のパラオ訪問、日米首脳会談、相次ぐ地震と噴火…激動の2015年上期を振り返る。

内容説明

イスラム過激派組織「イスラム国」に日本人二人が処刑された画像の公開、三人の少年による中一男子殺害と年初から心が痛む事件が相次いだ。他方、四月には天皇、皇后両陛下の戦没者慰霊のためのパラオ訪問、日米首脳会談と未来に繋がる出来事が続いた。戦後70年の年の上半期を辿る。

目次

1月(冬木立;踊り場にて ほか)
2月(魂よ;ドンマイ、パパ ほか)
3月(耳;釜石の朗報 ほか)
4月(門出に;聖地の今昔 ほか)
5月(幸せとは;むごきかな ほか)
6月(自転車;流出 ほか)

著者等紹介

竹内政明[タケウチマサアキ]
読売新聞論説委員。1955年、神奈川県生まれ。79年、北海道大学文学部哲学科宗教学専攻卒業後、読売新聞に入社。長野支局を経て、東京本社・経済部で財政、金融などを担当。98年に論説委員会に移り、2001年7月から朝刊一面コラム「編集手帳」を担当。2015年度日本記者クラブ賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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KAZOO

66
竹内さんの読売新聞に掲載されているコラムの2015年1月~6月分です。本当にこの人の文章を読むと簡潔で無駄がないということで自分は反省しきりです。2ページに収めてきっちりと起承転結で終わっています。まあ14年続いているのもよくわかります。文章の勉強をしたい人はぜひ読んでみられることをお勧めします。2015/08/22

fortune

1
2015年上半期の読売新聞コラム集。主な出来事としてイラク人質殺害事件、独旅客機墜落事故…など悲痛な話が多かった印象。そんななか電車を乗り間違えた受験生を咄嗟の機転で間に合わせた車掌の話「間一髪」が良かったです。こういった何気ない日常の一コマを取り上げるのがまたこのコラムのいいところだと思います。2021/08/22

なかちゃん

1
読売新聞のコラムをまとめた一冊。たまたまブックオフで立ち読みしたら、なかなか面白かったので購入。『そっかぁ~、そういうこともあったな』と、1年前のことなのに読んで思い出したことも2016/02/03

山田

0
読売新聞で連載されている編集手帳をまとめたもの。今作では2015年1月~6月までの内容がまとめられている。 この時期は意外と印象的なニュースが多かった。 どちらかと言えば、あまり耳触りの良いニュースは少ない。言われてみれば思い出すニュースばかりだが、もう少し明るいニュースを聞きたいものである。2017/02/08

ななん

0
川崎の少年殺人事件、ドイツ旅客機事故、ISIS邦人殺害。様々なことが起こった。しかし、これを書いている2016年2月時点ですでに忘却ははじまっている。たびたびコラムの中でもオウムの事件や日本航空の事故、311と著者自身が時代を振り返っている。せっかくコラムが新書として出版されているのだから、これを有効に使わない手はない。繰り返し読み今まさに動いている歴史を確認していこうと思う。また読み返すたびにベスト3を決めると楽しい。ベスト3位「笑顔の爆発」5月22日、2位「HO!」1月7日、1位「異形の鐘」1月17日2016/02/03

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