中公選書<br> 保守主義の精神〈下〉

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中公選書
保守主義の精神〈下〉

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  • サイズ B6判/ページ数 424p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784121100337
  • NDC分類 311.4
  • Cコード C1310

出版社内容情報

アメリカの戦後保守主義の原点といわれる思想家ラッセル・カーク。30歳代半ばで大学を辞め、ミシガン州奥深くの小村に戻って在野の表現者として生涯を終えた彼は、多くの思想家、政治家に影響を与え、「メコスタの賢人」と呼ばれるようになった。保守思想の始祖エドマンド・バークを研究し、バーク思想が英米でどのように継承されていったのか、その軌跡を現代まで描いたのが彼の主著『保守主義の精神』である。
カーク生誕百年にあたる2018年、最後の改訂版となった第7版をもとに日本語版を初刊行する。保守・リベラルの対立構図が崩れ、混沌としてきた現代政治の動きを掴むためにも、本書の存在はきわめて大きい。 
下巻に収録するのは原書の7章から13章。各章の表題は「過渡期の保守主義」「想像力のある保守主義」「法と歴史における保守主義」「保守主義の挫折:1865?1918年の米国」「20世紀英国保守主義の漂流」「批判的保守主義」「保守主義者の未来」である。訳者会田弘継(青山学院大学教授)による解説を付す。

ラッセル・カーク[ラッセル・カーク]
著・文・その他

会田 弘継[アイダヒロツグ]
翻訳

内容説明

さまざまな急進主義が覇権をおさめた二十世紀において、後退につぐ後退を強いられた保守主義には、いま、どのような再生の道がありうるのか。伝統を重んじ、品位と慎慮に基づく社会を描きだす「保守主義の精神」、その可能性を示した完結編。

目次

第7章 過渡期の保守主義―ニューイングランド点描
第8章 想像力のある保守主義―ディズレーリとニューマン
第9章 法と歴史における保守主義―予感の時
第10章 保守主義の挫折―1865‐1918年のアメリカ
第11章 20世紀英国保守主義の漂流
第12章 批判的保守主義―バビット、モア、サンタヤナ
第13章 保守主義の約束

著者等紹介

カーク,ラッセル[カーク,ラッセル] [Kirk,Russell]
1918~1994年。アメリカの歴史家、社会評論家、文芸評論家。アメリカに「伝統保守」と呼ばれる思想潮流を打ち立てた。米国の幽霊伝説の収集などでも知られ、小説や短編集の著書もある。米ミシガン州生まれ

会田弘継[アイダヒロツグ]
1951年埼玉県生まれ。青山学院大学教授。米誌The American Interest編集委員。東京外国語大学卒業後、共同通信社に入社。ジュネーブ支局長、ワシントン支局長、論説委員長などを歴任。日本記者クラブ理事を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kenitirokikuti

12
ラッセル・カークの主著、初の完訳。訳者解説と本文を少しとを追ってみた。プルタルコスの対比列伝(古代ギリシャの偉人伝とそれに対するローマ人の偉人伝を対比する構成)を、イギリスとアメリカでやってみた、という感じ。意外なことだが、カークはラフカディオ・ハーンをよく読んでおり、アメリカの漱石研究者とも付き合いが深かったそうな。文芸方面では「Old house of fear」というゴシック小説を書いている。ちょっとびっくり。2018/08/18

紙狸

4
2018年刊行。原著の初版は1953年に出版され、米国政治に多大な影響を与えた。保守主義は、社会主義、共産主義といった理論的、体系的なイデオロギーではない。だから、著者ラッセル・カークは、米国と英国の保守主義の政治家、宗教家、文学者などの一人一人に寄り添って、その考え方を紹介していく。個人的に一番興味を持ったのは、19世紀の英政治家、ディズレーリをあつかった箇所だった。ディズレーリは、歴史的に形成されてきた階級を前提にしつつ、「階級間の和解こそが自分の政治目的だと信じていた」。翻訳者の解説が出色の出来だ。2018/12/29

Bond

0
長かったなー。小間切れな読書だったので、またいつか再読してみよう。2019/10/12

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