内容説明
世界金融危機を契機として、世界経済の構造は大きく変化し、主要先進国に新興国を加えたG20サミットが国際金融の第一のフォーラムとなった。為替政策や経常収支不均衡の是正、金融・通貨危機の防止策、ユーロ圏諸国の財政危機などG20の枠組みで対処すべき課題は多い。各国の利害がせめぎ合う中で日本はいかに対応すべきなのか。世界経済の構造変化と金融危機下の政策協調のあり方を探り、日本の成長戦略を提示する。
目次
第1章 政策協調と対外不均衡(政策協調の経済学;対外不均衡の是正と中国経済;G20の内幕);第2章 世界金融危機と政策協調(金融危機の展開と政策対応;金融危機からソブリン・クライシスへ;ユーロ危機);第3章 金融危機の防止と政策協調(金融危機の再発防止;国際資本移動と通貨危機;国際的な金融規制改革);第4章 途上国・新興国経済と日本の成長戦略(途上国支援と新興国経済;開発援助政策の協調;中国の対外進出政策と日本の成長戦略);おわりに 日本は生き残れるか



