出版社内容情報
日本史上、最も怖れられた男は生まれながらの魔王か、それとも――。直臣すら辿り着けなかった男の内面を、気鋭の歴史作家が渾身の筆を持って暴く!
吉川永青[ヨシカワナガハル]
著・文・その他
内容説明
荒れ狂う時代を怒涛のごとく駆け抜け、夢半ばで業火の中にその役割を終えた稀代の武将・織田信長。果たして彼は、反抗するものを根絶やしに追い込んだ魔性の権化だったのか、それとも、民のため、理想の世を切り拓くために命を賭した名将だったのか。没後四百余年を経た今、日本史上最も謎多き男の内面的核心に、気鋭の歴史作家が横溢する気迫で挑んだ傑作長篇書き下ろし。
著者等紹介
吉川永青[ヨシカワナガハル]
1968年東京都生まれ。横浜国立大学経営学部卒業。2010年「我が糸は誰を操る」で第5回小説現代長編新人賞奨励賞を受賞。同作は『戯史三國志我が糸は誰を操る』と改題し、翌年に刊行。2016年『闘鬼斎藤一』で第4回野村胡堂文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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