出版社内容情報
欧米各国で大きな注目を集め続けるポピュリズム政党。各国共通の根源を分析し、日本も視野に入れたポピュリズム克服の方途を検討する
谷口将紀[タニグチマサキ ミズシマジロウ]
著・文・その他
内容説明
民主主義の必然なのか?欧米各国の連鎖が突きつける課題とは。
目次
序章 忍び寄る「新しい政治的疎外」
第1章 イギリス―二大政党制に包含されるポピュリズム?
第2章 アメリカ―「弱い」政党組織と「強い」党派性が生んだポピュリスト政権
第3章 オランダ―変容する「最先進国」のデモクラシー
第4章 フランス―既成の政党システムの終焉と新たな世代による政治
第5章 ドイツ―戦後の政治体制を揺さぶるポピュリズムの脅威
終章 ポピュリズムの拡大にどう対応するか
著者等紹介
谷口将紀[タニグチマサキ]
NIRA総研理事。東京大学大学院法学政治学研究科教授。東京大学博士(法学)。専門は政治学、現代日本政治論。スタンフォード大学客員研究員、東京大学大学院法学政治学研究科准教授を経て、現職
水島治郎[ミズシマジロウ]
千葉大学法政経学部教授。東京大学博士(法学)。専門はオランダ政治史、ヨーロッパ政治史、比較政治。ライデン大学客員研究員、甲南大学法学部助教授等を経て、現職。著書に『ポピュリズムとは何か―民主主義の敵か、改革の希望か』(中公新書、2016年、第38回石橋湛山賞受賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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