ポピュリズムの本質―「政治的疎外」を克服できるか

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ポピュリズムの本質―「政治的疎外」を克服できるか

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  • サイズ B6判/ページ数 205p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120051135
  • NDC分類 311.7
  • Cコード C1031

出版社内容情報

欧米各国で大きな注目を集め続けるポピュリズム政党。各国共通の根源を分析し、日本も視野に入れたポピュリズム克服の方途を検討する

谷口将紀[タニグチマサキ ミズシマジロウ]
著・文・その他

内容説明

民主主義の必然なのか?欧米各国の連鎖が突きつける課題とは。

目次

序章 忍び寄る「新しい政治的疎外」
第1章 イギリス―二大政党制に包含されるポピュリズム?
第2章 アメリカ―「弱い」政党組織と「強い」党派性が生んだポピュリスト政権
第3章 オランダ―変容する「最先進国」のデモクラシー
第4章 フランス―既成の政党システムの終焉と新たな世代による政治
第5章 ドイツ―戦後の政治体制を揺さぶるポピュリズムの脅威
終章 ポピュリズムの拡大にどう対応するか

著者等紹介

谷口将紀[タニグチマサキ]
NIRA総研理事。東京大学大学院法学政治学研究科教授。東京大学博士(法学)。専門は政治学、現代日本政治論。スタンフォード大学客員研究員、東京大学大学院法学政治学研究科准教授を経て、現職

水島治郎[ミズシマジロウ]
千葉大学法政経学部教授。東京大学博士(法学)。専門はオランダ政治史、ヨーロッパ政治史、比較政治。ライデン大学客員研究員、甲南大学法学部助教授等を経て、現職。著書に『ポピュリズムとは何か―民主主義の敵か、改革の希望か』(中公新書、2016年、第38回石橋湛山賞受賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はまななゆみ

10
論調が政権与党に寄っているように感じましたが、トランプやマクロン、欧米各国で起きている状況の共通項への洞察はとても興味深いものでした。とても大きな時代の流れをなんとなく感じました。2018/11/25

taming_sfc

2
政治的疎外をキーワードに、ポピュリズムに迫る一冊。オランダ、フランス、ドイツなどの事例研究も含まれ、理論・事例共にバランスのとれた一冊。大学生向きかな。2019/01/22

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