落語家魂!―爆笑派・柳家権太楼の了見

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落語家魂!―爆笑派・柳家権太楼の了見

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  • サイズ B6判/ページ数 261p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120050817
  • NDC分類 779.13
  • Cコード C0076

出版社内容情報

寄席ってえのは、あたしたち噺家にとっての聖地です。修業、しくじり、憧れ。寄席には噺家のすべてがある――。

70歳を迎えて老いや病気と向き合いながら、なお熱い高座で観客を沸かせずにはおかない現代の名人が怒涛の半生を語りおろす全30席!

第1席 大震災と噺家の誇り
第2席 志ん朝のカラオケ
第3席 おふくろは自由人
第4席 「雪椿」で最後の孝行
第5席 梅原君のひとり落語部
第6席 オチケンと落語就活
第7席 つばめに賭けた人生
第8席 ほたるの前座修業
第9席 サヨナラ、つばめ師匠
第10席 墓前に問、初めての壁
第11席 生涯の伴侶、見つけた
第12席 二ツ目と師匠前結婚
第13席 深夜寄席で巻き返し
第14席 同期に負けて「化ける」
第15席 「お達者くらぶ」
第16席 おばちゃんの透視術
第17席 稽古場は無人の寄席
第18席 抜かれても悔しくない!仲入り 権太楼自薦「十八番」プラス2
第19席 おう、権太楼はいいぞォ
第20席 綱渡りの真打ち披露
第21席 ずっこけた「人生計画」
第22席 感謝! 三つの原動力
第23席 ヒロクミさんと丁々発止
第24席 戦え! 宿命のライバル
第25席 稽古場はすし屋のカウンター
第26席 寄席とゴルフとお家芸
第27席 踊る円朝まつり
第28席 ああ、ジャンバラヤ!
第29席 落語でがんに克つ!
第30席 噺家にゴールなし

柳家 権太楼[ヤナギヤゴンタロウ]
著・文・その他

長井 好弘[ナガイヨシヒロ]
編集

内容説明

平成の大看板が怒涛の半生を語りおろす全30席!

目次

1(大震災と噺家の誇り;志ん朝のカラオケ ほか)
2(つばめに賭けた人生;ほたるの前座修業 ほか)
仲入 権太楼自薦「十八番」プラス2(芝浜―権太楼、「痛み」を知る;猫の災難―そのひと言が言えなくて ほか)
3(おう、権太楼はいいぞォ;綱渡りの真打披露 ほか)

著者等紹介

柳家権太楼[ヤナギヤゴンタロウ]
1947年東京・滝野川に生まれる。2012年芸術選奨文部科学大臣賞受賞、13年紫綬褒章受章

長井好弘[ナガイヨシヒロ]
1955年東京・深川新大橋生まれ。読売新聞編集委員。日本芸術文化振興会プログラムオフィサー(伝統・大衆芸能担当)。都民寄席実行委員長。浅草芸能大賞専門審査員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

gtn

6
故つばめ師への思慕を強く感じる。朝寝坊、大酒飲み等人間臭いエピソードもあるつばめ氏であるが、人格者だったのだろう。今も確実に著者の道しるべになっている。2018/07/01

ざび

4
昨年、読売新聞に連載された内容に加筆。権太楼師匠をよく知らない人も知り尽くしている方も、落語ファンならおススメです。特につばめ師匠、志ん朝師匠との関わりが興味深く読めます。2018/06/29

Takashi Okawara

4
大好きな師匠の「私の履歴書」。 爆笑落語を演じる姿と、おさらい会などで弟子にダメ出ししたり芸論を語るギャップが激しいとはかねがね思ってはいたが、ここまで仕事も日々の稽古も権太楼落語の完成という道に一本で繋がっているのであればそれも納得。 あと、途中で師匠が得意としているネタの解説があるが、下手に先入観持つのも勿体ないので、できれば噺を聞いた上で読まれた方がいいように思える。2018/05/19

tanukichi62

3
権太楼師匠、落語の原点を知ることができ、増々ファンになった。2018/07/25

はかせ

3
四天王小三治師世代をひきつぐ柳の巨星。おたっしゃクラブを見ていた時はそんなものかとおもっていたがのち番組の骨組みが国営放送にいかされたことがおもいだされます。しかし小朝師の稽古やは記憶にあるが反対車はあまり覚えない。天どん師あたりにひきつがれているのだろうか。最近の佃祭りはここにルーツがあったと驚く。2018/06/03

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