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出版社内容情報
2012年、大胡田誠さんの著書『全盲の僕が弁護士になった理由』(日経BP)が発売され話題となり、2014年にはTBS月曜ゴールデン特別企画として、松坂桃李主演でドラマ化された。全盲の弁護士は日本で4人。前回は夫の誠さんの自伝だったが、今回は、大胡田さんが、運命の女性であり、やはり全盲の声楽家・大石亜矢子さんと出会って、迷い、傷つきながらも結婚を決意し、1女1男をもうけ、盲導犬とともに子育てに奮闘するすがたを描く。いま、健常者でも結婚に踏み切れず、子育てに悩む人は多い。また、パートナーへの不満や不信を持つ夫婦や恋人もいる。恋愛や進学、パートナーとめぐり合うこと、結婚すること、子どもをもうけて育てることを全力で前向きに行う夫婦の姿は、読者に元気と、踏み出す勇気をあたえてくれる。
内容説明
決断とは、自らつかみ取ること。勇気を持って人生を切りひらくこと。夫は弁護士、妻は歌手。見えない男女が結婚し、2人の子どもの父と母になった。愛と人生に迷うすべての人々に贈る!
目次
はじめに 幸せの粒
第1章 見えない世界
第2章 結婚前夜
第3章 結婚
第4章 私たちの子育て術
第5章 ふたりの仕事
第6章 子どもと親と盲導犬と
おわりに 家族は人生の伴走者
著者等紹介
大胡田誠[オオゴダマコト]
1977年、静岡県生まれ。先天性緑内障により12歳で失明する。筑波大学附属盲学校(現・筑波大学附属視覚特別支援学校)の中学部・高等部を卒業後、慶應義塾大学法学部を経て同大学院法務研究科(法科大学院)へと進む。8年間かけて2006年、5回目のチャレンジで司法試験に合格。全盲で司法試験に合格した日本で3人目の弁護士になった。現在、つくし総合法律事務所に所属し、一般民事事件や企業法務、家事事件(相続、離婚など)や刑事事件などに従事するほか、障害者の人権問題についても精力的に活動している。著作に、『全盲の僕が弁護士になった理由』(日経BP社)などがある
大石亜矢子[オオイシアヤコ]
1975年、千葉県生まれ。男女の双子として早産で産まれる。1200グラムの極低出生体重児だったため、保育器の高濃度の酸素によって網膜が損傷する「未熟児網膜症」により失明。2歳のとき静岡県沼津市に移住。筑波大学附属盲学校(現・筑波大学附属視覚特別支援学校)の中学部・高等部を卒業後、武蔵野音楽大学声楽科卒業。ソロによる歌唱のほか、ピアノの弾き語りによる演奏活動を行う。また、盲導犬の啓発活動などを行うかたわら、夫で全盲の弁護士の大胡田誠とともに「全盲夫婦によるトーク&コンサート」を各地で開催している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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わんこのしっぽ
sawa
今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
︎💓ひかる💓
こっこ