決断。―全盲のふたりが、家族をつくるとき

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決断。―全盲のふたりが、家族をつくるとき

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  • サイズ B6判/ページ数 240p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120050251
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

出版社内容情報

2012年、大胡田誠さんの著書『全盲の僕が弁護士になった理由』(日経BP)が発売され話題となり、2014年にはTBS月曜ゴールデン特別企画として、松坂桃李主演でドラマ化された。全盲の弁護士は日本で4人。前回は夫の誠さんの自伝だったが、今回は、大胡田さんが、運命の女性であり、やはり全盲の声楽家・大石亜矢子さんと出会って、迷い、傷つきながらも結婚を決意し、1女1男をもうけ、盲導犬とともに子育てに奮闘するすがたを描く。いま、健常者でも結婚に踏み切れず、子育てに悩む人は多い。また、パートナーへの不満や不信を持つ夫婦や恋人もいる。恋愛や進学、パートナーとめぐり合うこと、結婚すること、子どもをもうけて育てることを全力で前向きに行う夫婦の姿は、読者に元気と、踏み出す勇気をあたえてくれる。

内容説明

決断とは、自らつかみ取ること。勇気を持って人生を切りひらくこと。夫は弁護士、妻は歌手。見えない男女が結婚し、2人の子どもの父と母になった。愛と人生に迷うすべての人々に贈る!

目次

はじめに 幸せの粒
第1章 見えない世界
第2章 結婚前夜
第3章 結婚
第4章 私たちの子育て術
第5章 ふたりの仕事
第6章 子どもと親と盲導犬と
おわりに 家族は人生の伴走者

著者等紹介

大胡田誠[オオゴダマコト]
1977年、静岡県生まれ。先天性緑内障により12歳で失明する。筑波大学附属盲学校(現・筑波大学附属視覚特別支援学校)の中学部・高等部を卒業後、慶應義塾大学法学部を経て同大学院法務研究科(法科大学院)へと進む。8年間かけて2006年、5回目のチャレンジで司法試験に合格。全盲で司法試験に合格した日本で3人目の弁護士になった。現在、つくし総合法律事務所に所属し、一般民事事件や企業法務、家事事件(相続、離婚など)や刑事事件などに従事するほか、障害者の人権問題についても精力的に活動している。著作に、『全盲の僕が弁護士になった理由』(日経BP社)などがある

大石亜矢子[オオイシアヤコ]
1975年、千葉県生まれ。男女の双子として早産で産まれる。1200グラムの極低出生体重児だったため、保育器の高濃度の酸素によって網膜が損傷する「未熟児網膜症」により失明。2歳のとき静岡県沼津市に移住。筑波大学附属盲学校(現・筑波大学附属視覚特別支援学校)の中学部・高等部を卒業後、武蔵野音楽大学声楽科卒業。ソロによる歌唱のほか、ピアノの弾き語りによる演奏活動を行う。また、盲導犬の啓発活動などを行うかたわら、夫で全盲の弁護士の大胡田誠とともに「全盲夫婦によるトーク&コンサート」を各地で開催している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

わんこのしっぽ

24
H26年に起きた障害者施設での無差別殺人犯が『障害者は不幸を作ることしかできない』と話したことを知った著者。自分達が幸せな生活をしていることを見せるしかないと思い書かれたそうです。色んな方たちに支えられながら幸せそうに暮らしている家族。支えている人達もその事によって得られる事がある。支えて支えられて楽しそうなひとつの家族の話。読了後ホッとする一冊でした。2017/11/26

sawa

9
全盲の夫婦の実話。子供を二人産んだことにも驚き。それも年子で。ただでさえ、年子の子育ては大変だと聞くのに…。子供の事に限らず、学校や仕事においても二人共苦悩しながらも前向きで頭が下がる思い。周りのフォローは必要不可欠だが、強い意志がなければなかなかできることではない。2018/02/19

今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン

8
障害を持ってる方は、自分を不幸だと思ったことはない、障害を持ってることでさしたる苦労はない、と語られることが多いけど、障害を持ってる自分とは結婚してはいけない、と思われたことがあったというのが衝撃といえば衝撃。どんな笑顔の裏にも苦労はあるということを忘れてはいけないですね。苦労しなきゃダメ、とは思わないけど、苦労して掴んだものはそりゃー大事にするしかない。苦労は人に大切なものを増やすのだわ。2017/12/26

︎💓ひかる💓

1
全盲のふたりが家族作るまでの話です。(亜矢子)1975年千葉県佐倉市生まれ、2歳で静岡県沼津市に越しました。(誠)1977年静岡県伊豆市で生まれた。二人が出会ったのは沼津市の盲学校でした。誠さんは授業中ノートを取るのですが点字だとイヤな音がするので邪魔だと…すると、そういう自分が出て行くべきだ!と助けてくれました。音楽取り持った結婚かぁいいね。盲導犬お断りって考えられない!今でもあるのかな?迷った時は損得ではなく、心が温まる方へ行けと誠に言った。つづきアリ→2023/11/11

こっこ

1
★★★☆☆ 図書館本。先日テレビで、この全盲の家族のドキュメンタリー番組を放送しており、気になって調べてみたらこの本に行き着いた。大胡田誠さんは日本で三人目の盲目の弁護士。弁護士になった当時に本も出しているらしい。奥さんは音大を卒業後、プロのピアノ奏者としてコンサート活動等を行っているという。この二人が出逢い、結婚し、家庭を持つ。ありがちな話ではあるが、当の本人たちにとってはまさに「決断」だったんだろうなと思う。多様性と言い、さらに格好つけて「ダイバシティ」などと言う。でも、現実は大変なんだろうな。2018/05/26

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