ていだん

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  • サイズ B6判/ページ数 304p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784120050121
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

【鼎談】(ていだん)とは、三人が向かい合って話をすることである――。本書は雑誌『婦人公論』で1年半にわたり掲載された女優・小林聡美による大人気連載「いいじゃないの三人ならば」を1冊にまとめたもの。さまざまなゲスト二人と小林聡美が語り合う、読むと気持ちがちょっと豊かになる鼎談集。小林聡美だからこそ聞き出せた、誰もが知るあの人たちの意外な素顔。【ゲスト】井上陽水、川上未映子/小泉武夫、飯島奈美/もたいまさこ、片桐はいり/松岡享子、群ようこ/柳家小三治、酒井順子/長塚圭史、西加奈子/加瀬亮、前田敦子/南伸坊、江戸家小猫/大橋歩、小野塚秋良/宇多喜代子、森下圭子/市川実和子、市川実日子/坂崎千春、坂本美雨/大貫妙子、畠山晶/板谷由夏、平岩紙/白旗眞生、野村万里/役所広司、光石研/甲斐信枝、本上まなみ/石田ゆり子、中谷百里

内容説明

女優・小林聡美が、人生で初めてのホスト役に挑戦。作家、俳優、噺家、料理人、ミュージシャン、漁師、etc…ゲスト36人と紡いだ人生が愛おしくなる対話の時間。

目次

10年後、私たちは…(井上陽水;川上未映子)
発酵の不思議な魅力とは(飯島奈美;小泉武夫)
映画『かもめ食堂』から10年(片桐はいり;もたいまさこ)
猫と絵本と“石井桃子”(松岡享子;群ようこ)
芸は身を助けるか?(酒井順子;柳家小三治)
堂々と生きる(長塚圭史;西加奈子)
俳優という職業に向き合う(加瀬亮;前田敦子)
なぜ、まねるのか?(江戸家小猫;南伸坊)
センスって、なんだろう(大橋歩;小野塚秋良)
痛快に生きる(宇多喜代子;森下圭子)〔ほか〕

著者等紹介

小林聡美[コバヤシサトミ]
1965年東京都生まれ。俳優。82年、映画『転校生』で初主演。その後、テレビドラマ、映画、舞台など数多くの作品に出演。エッセイも多数執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おしゃべりメガネ

110
タイトルの'ていだん'とは三人が向かい合って話をするコトを言うんだそうです。そんなタイトルにあるように小林聡美さんが二名の18組にもおよぶゲストを招いて、あらゆるテーマでたくさん語ってくれています。中でもやっぱり興味深かったのは、あの名作『かもめ食堂』の三人が再び揃って、当時の撮影を振り返るトコかなと。小林さん作品の常連?となっている加瀬さんや光石さん、市川姉妹なども登場し、改めて小林さんだけが持ちうるナチュラルな人柄の良さを浮き彫りにしてくれています。しかし、当たり前ですが彼女も遂に50代になったか。2019/11/09

ぶんこ

63
小林聡美さんと2人のゲストをお迎えしての鼎談集で、よく知っている人、初めて知った人との話の中には「私の中にはない視点で物事を捉えポツリとこぼされた言葉には、文字どおり目から鱗が落ちました。」と小林聡美さんがおわりに書かれていたとおりに、様々な気付きがありました。発酵の不思議に、子ども達の居場所、食べるって?、動物の命について等々「目から鱗」と感服、反省と心がウロウロしましたが楽しい読書でした。2018/10/03

テクパパザンビア

60
面白かった。「鼎談」こんな漢字始めて知った。かもめ食堂から小林聡美さんがお気に入りです。転校生の頃は⁇でしたが。色んなジャンルの様々な人の話を聞けて楽しかった。2018/07/27

竹園和明

42
鼎談という言葉、今回初めて知りました。なるほど、三つ脚を「鼎」っていいますもんね。自分も3人での酒飲みが一番楽しい(笑)。てなわけで小林聡美+2人による対談集。松岡享子・群よう子との対談で、70年代に子供の気質が一番変わったと言う松岡さんの話は興味深かった。また宇多喜代子・森下圭子との俳句談義。限られた字数の中で世界観を的確に表現する俳句は、確かに奥深い。語彙とセンスがなければ出来ないでしょうね。小林聡美は誰とのどんなテーマにも合わせたトークを落ち着いてしていて、受けの美学を持っている人だなと思いました。2018/02/05

吾亦紅

41
小林聡美さんとゲスト2人との鼎談、全18回。人生全て受け身でここまできたという小林さんだが、いやいや、そこには器の大きさと柔らかさが備わっていらっしゃるので、とても素敵な女主人っぷりでした。どの鼎談もとても興味深く読んだ。猫好きとしては、坂崎千春さんと坂本美雨さんを迎えての「猫の徳」、大きく頷きながら、ときに涙ぐみながら何度も読みました。2019/09/02

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