出版社内容情報
安倍政権のロシア外交は失敗したのか?今は過去にこだわらず地歩を進めることが必要だろう。まずはロシアに親日「世論」を作れ。
内容説明
ロシアの世論は「街頭」が動かす。「街頭」とは何か?彼らを味方につける第一歩がようやく、いま始まった。「北方領土」はどう動き出したのか―元外交官のメモワール。
目次
第1章 はじめに―冷戦からソ連崩壊へ
第2章 ソ連邦崩壊直後の領土交渉
第3章 五六年共同宣言の枠
第4章 エリツィン訪日延期後の対応
第5章 領土交渉に臨むロシア側当事者の人間模様
第6章 終わりに当たって―ゴルバチョフからプーチンまでの北方領土問題
著者等紹介
小町恭士[コマチキョウジ]
元外交官、前宮内庁東宮大夫。1946年岐阜県養老町出身。69年京都大学法学部卒業後外務省入省。ロシア語研修。84年駐ソ大使館参事官、96年駐露大使館公使、2001年大臣官房長、04年駐オランダ大使。08年駐タイ全権特命大使などを歴任。11‐16年東宮大夫(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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