中公叢書<br> 大隈重信―民意と統治の相克

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中公叢書
大隈重信―民意と統治の相克

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  • サイズ B6判/ページ数 495p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120049392
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C1023

出版社内容情報

政治的姿勢の転換や挫折を繰り返しながら、近代日本の基盤の形成に寄与した巨人の素顔を、第一級資料から見直す決定版評伝。

内容説明

数々の挫折を経験しつつも、政治的姿勢を変えながら、常に理想を追求した大隈重信の素顔を第一級史料から描く。また、「円」の導入をはじめ、鉄道、自動車、飛行機の発展やスポーツの振興に残した功績、私邸で専念した温室栽培や提唱した人生一二五歳説に纏わるユニークな逸話も紹介。自らを「歴史の大勢」の一部として位置づけ、近代日本の基盤の形成に貢献した巨人の足跡を辿る決定版評伝。

目次

第1章 近代西洋との遭遇―佐賀藩士・大隈八太郎
第2章 近代国家日本の設計―明治新政府での活動
第3章 「立憲の政は政党の政なり」―明治一四年の政変
第4章 漸進主義路線のゆくえ―立憲改進党結成から条約改正交渉まで
第5章 理念と権力のはざまで―初期議会期の政党指導
第6章 政党指導の混迷―第一次内閣以後の政党指導
第7章 日本の世界的使命―東西文明調和論と人生一二五歳説
第8章 世界大戦の風雲のなかで―第二次大隈内閣の施政
第9章 国民による政治と世界平和を求めて―晩年の大隈重信

著者等紹介

真辺将之[マナベマサユキ]
1973年生まれ。千葉県出身。早稲田大学大学院文学研究科史学(日本史)専攻博士後期課程満期退学。博士(文学)。現在、早稲田大学文学学術院教授。専門は日本近現代史。早稲田大学大学史資料センター編『大隈重信関係文書』(みすず書房、2004~2015年)の編集にも携わった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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バルジ

1
大隈の政治的動向だけでなく、文化活動にも目配せして記述しているので学ぶところが多かった。憲政会分裂後の憲政本党が桂太郎と西園寺公望のいわゆる桂園時代の下で埋没し、党内抗争を繰り広げたあげくに国民から見放されるという姿は現在の政治情勢の中でも参考になるのではないかと思う。2017/04/09

でん

0
特に明治期の政治史については理解していないところが多かったので、大変勉強になった。疑問点としては、一読しただけなので見落としはあるとは思うが、①p94で「自治などおぼつかなく」「政府権力を強化することが先決であり」「国民を育成していくことが必要」と考えていた大隈が、どのタイミングで前提条件を満たした、と考えたのか。p112で突然議会開設の意向を持ち始めるが、なぜ急に民意を気にしだしたのか。何か、国民が成熟したと思うような事件があったのか。②藩閥とは結局なんだったのか。という点があったので、読み込みたい。2017/02/18

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