内容説明
アノ頃に聞いた話の源はココにあった!古今東西の偉人話は有名・無名を問わず今でも感動を呼ぶ。忠義や礼節だけでなく、合理精神や公共心・国際性を尊ぶものも多い。五回の改訂による登場人物の変遷を分析し「偉人伝」の本質に迫る。
目次
第1章 正直と誠実
第2章 礼儀・規律・感謝
第3章 立志と勤勉
第4章 克己と自立
第5章 勇気と責任
第6章 倹約・清廉・節制
第7章 合理精神と発明発展
第8章 家族愛・友情・博愛
第9章 公共心と国際性
第10章 教育勅語が描いた理想
著者等紹介
長山靖生[ナガヤマヤスオ]
1962年、茨城県生まれ。評論家。歯学博士。87年、横田順彌、會津信吾らと共に古典SF研究会を創設、初代会長を務める(名誉会長・小松左京)。歯科医の傍ら、近代日本の文化・思想史から文芸評論や現代社会論まで幅広く執筆活動を行なっている。『偽史冒険世界』(筑摩書房)で大衆文学研究賞、『日本SF精神史』(河出書房新社)で日本SF大賞、星雲賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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