捨てきらなくてもいいじゃない?

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  • サイズ B6判/ページ数 218p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120049200
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

最小限の暮らしって、すてき。モノを減らしていくって快感。老後のことも考えて、これからはシンプルに、身軽に生きたい! 一方で、捨てられないモノ、捨てたくないモノ、まだまだある。のみならず、新しく欲しくなってしまうこともある。 でもそういう部分があっても、いいのでは?暮らしがちゃんと新陳代謝できているなら……、モノに圧迫されないで、息苦しくない日々を過ごせているなら……、心も体ものびのびと深呼吸をできるなら…、 手放さないことと、すっきり暮らすこと。モノに心を寄せることと、自然を近く感じること。二つを両立できる、ほどよいライフスタイルを、「モノを持ちつつ、小さく暮らす」というポスト・ミニマリズムというべき立場から提案する。モノを持ちつつ、モノに振り回されない暮らし方、ゆとりある心の持ち方、ほんとうに必要なモノとコトを伝える。

内容説明

思い切ってモノ減らし!でもやっぱり捨てられない?ポスト・ミニマリズムの立場から「モノを持ちつつ、小さく暮らせる」ほっとできる新しい生活スタイルを提案する。

目次

モノ減らしに着手
捨てられないのは
コレクションは場所ふさぎ
長持ちさせたい
シーズン末のセール買い
タグ付きであること
ストッキングからソックスへ
ストールは必需品
憧れのコスチューム
靴の痛みにさようなら〔ほか〕

著者等紹介

岸本葉子[キシモトヨウコ]
1961年鎌倉市生まれ。東京大学教養学部卒業。エッセイスト。会社勤務を経て、中国北京に留学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶんこ

57
岸本さんのエッセイはほとんど読んでいるので、似通ったテーマも多くありました。特に印象的だったのがマンションの鍵問題。何冊かのエッセイに、それぞれ異なるトラブルが載っていて、以前はカードキーで開かなくなりホテルに泊まられたし、今回は鍵を持たずに外に出た途端強風でドアが閉まった!自動で鍵がかかるタイプのようです。つくづく普通の鍵を開け閉めしなくてはいけない玄関の方がいいと感じました。計画性もあり、しっかりした頭の良い岸本さんですが、おっちょこちょいなところがあって可愛いなと思ってしまいます。2017/09/06

おかむら

43
断捨離失敗エッセイかと思ったら、他にも色々な寄せ集めエッセイ集でした。岸本葉子さんとは同い年なので老後の健康不安とか重なる部分が多かれど、ちゃんと努力を心がけてる岸本さんに比べ我が身の不甲斐なさよ。 こういう時は北大路公子を読んで安心したいわ。ダメ仲間。あと掲載誌に「原子力文化」なる雑誌が。これっていわゆる原子力ムラのアレかしら。ちょいひっかかる。2017/06/12

カール

41
タイトルから片付けに関するエッセイかな〜と思い手に取りました。最初の方はそのテイストでしたが、だんだんと日常のアレコレのお話も。作者とは同年代なので、そうだなぁと思うところもいくつか。特に「出歩ける幸せ」には共感しました。私も義母を介護していた4年間は自由に出歩くことは出来ませんでした。世の中の女性の多くは何らかのしがらみを背負い、いろんな準備をして、束の間のおしゃべりを楽しんでいるんです。度を越すのはいけませんが、温かい目で見守ってほしいですね(^^;)2018/01/17

ままこ

40
片付けに関する事から、買物に関する事などウンウンと共感出来る面白いエッセイ集だった。『服があるのに着るものがない』はまさに私の事だ。『モノの処分に果てはない』に実感するが、暮らしの新陳代謝が行われているからだと考えておこう。心に留めておきたい言葉がいくつかあり、読んで良かった。2017/03/29

むつこ

27
久しぶりに読む、岸本さんのエッセイ集。あれ?こんなにドジな人だったかなとしっかり者のイメージだったので似たような失敗をするのだなと安心した。片足立ち、やろうっと。2024/01/06

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