硝子の太陽N―ノワール

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  • サイズ B6判/ページ数 382p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120048500
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

沖縄での活動家死亡事故を機に「反米軍基地」デモが全国で激化した二月、新宿署の東弘樹警部補は「左翼の親玉」を取り調べることに。その直後、異様な覆面集団による滅多刺し事件が起こる。被害者は歌舞伎町セブンにとってかけがえのない男。社会に蔓延る悪意の連鎖を断ち切るべく、東とセブンの共闘が始まる!

著者等紹介

誉田哲也[ホンダテツヤ]
1969年東京都生まれ。2002年『妖の華』で第2回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞受賞、03年『アクセス』で第4回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

407
誉田哲也は、新作中心に読んでいる作家です。読友さんおオススメで「N」から読みました。企画モノのせいかサイドストーリー的な作品となっているせいか解りませんが、あまり盛り上がりなく終わりました。武士道ジェネレーションもそうでしたが、著者の右化が少し鼻につきます。姫川玲子の登場も少なめで、あまりコラボの意味がなかったような気がします。次に読む「R」の方が期待できるでしょうか?2016/06/17

冴子

260
読み始めたら止まらない。相変わらず殺人シーンはグロいけど、歌舞伎町セブンと東刑事の微妙な距離感がいいな。沖縄の現在を見せつけらたようだ。ホントかな。姫川が登場したが、彼女が追う事件はRで出てくるのかしら? 勝俣のイヤラシさは相変わらずだ。2017/01/14

まちゃ

215
ノワール(Noir)から読みました。誉田さんの〈ジウ〉サーガシリーズも姫川玲子シリーズも読んだことがありませんでした。新宿署の東警部補と歌舞伎町セブンの陣内の大人の男同士の交流が格好良かったです。登場人物を知っていた方が話により入り込めたかもしれませんが、知らなくても楽しめました。花城數馬に成りすましていた謎の男が気になります。次回作への布石でしょうか。2016/08/22

いつでも母さん

166
相関図が付いていて嬉しい!姫川がカメオ出演。そしてガンテツはここでもガンテツのままで。まさか上岡が殺されてしまうとは・・歌舞伎町セブンの今後が気になる。いっそ、東を取り込んでしまえたらいいのになぁ。沖縄の地位協定には私も前々から一言あるのだが、それ以上の問題は本当にデリケートなと言うか現実的な答えは持たない。そこを巧く絡ませているのはさすが誉田さん。お互いの目的は同じなのに方法が違う・・小川君はまだまだ心配だけれど、陣内と東の腹の探り合いにわくわくしての読了だった。2016/05/14

やんちゃジジイ

162
面白かった。順番としては、ジウ➡国境事変➡ハング➡セブン➡ダムド➡N➡Rと、ちょっと長いけど話の筋が理解できる。それぞれ登場人物が個性豊かで愛せる。2016/07/12

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