叛逆捜査―オッドアイ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 432p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120045899
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

捜査一課の刑事・朝倉は、陸自の空挺団出身という変わり種。米軍との合同演習の負傷が元で退役し、警官となった。自衛官の首を切断する猟奇殺人事件に警務官が乗り込んできた。互いの矜持をかけて捜査をする男達に、米国海軍犯罪捜査局(NCIS)も絡んでくる。国家間の隠蔽工作が、事件を複雑に!そして、新たな事件が…書き下ろし警察小説。

著者等紹介

渡辺裕之[ワタナベヒロユキ]
1957年名古屋市生まれ。中央大学経済学部卒業。アパレルメーカー、広告制作会社を経て、2007年『傭兵代理店』(祥伝社文庫)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆみねこ

71
渡辺裕之さん、初読み。元自衛官で日米合同訓練中の事故のためオッドアイになった刑事・朝倉。自衛官が連続して殺害された事件の捜査を上司に逆らって独自に行い、隠されていた真相が明らかに。スピーディーな展開で面白かったです。シリーズらしいので追いかけたいです。2017/04/03

kmfm

34
渡辺作品は初めて読んだが、楽しく読めた。原りょうの探偵沢崎のシリーズのような雰囲気があって、爽快な気分になった。ただ、警察内部でも一枚岩でないところに、自衛隊、米軍、CSSなどいろいろ絡んでややこしくなるが、ほぼ朝倉目線で流れるため、安心して読み進めることができた。下宿先のおばちゃんが迫ってくるなど、ユーモアもありよかった。他の渡辺作品も読みたいと思う。★★★★2016/04/17

21
アンソロジーで読んで気になった作家さん。朝倉さん好みだわ♪お話しは、警察、自衛隊、米軍と入り混じり政治っぽいトコもありますが、モグラ系のような感じで楽しめました。シリーズ読み進めます。2018/01/06

マサキ@灯れ松明の火

19
初!渡辺先生の作品です。元陸自空挺団出身の異色の刑事・朝倉俊暉「オッドアイ」が、殺人兵士との苦闘を繰り広げます。自衛隊の警務隊、 米国の海軍犯罪捜査局NCISともはからずも捜査を共同で行います。……朝倉さん…常人なら何回亡くなられていたことやら…タフですね…警務隊とNCISが…リクリートしたくなるのも分かります(汗)なんですか…男達の熱い話ですね。2014/04/03

ren5000

18
元陸自空挺団のエリートで事故でオッドアイになった刑事の主人公が自衛隊員の連続殺人を追うという話で自分的にはつかみはOKです。米軍の特殊メンバーや自衛隊の警務隊たちと事件を追っていくのだが途中ちょっとまどろっこしいところもあったけど結構楽しく読了しました。なんかアメリカ的な話で現実感はなかったけどハリウッドで映画化したら面白そう。初読みの作家さんでしたが、なかなか面白かったです。2014/06/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/7847008
  • ご注意事項