新潮新書<br> 死と生

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新潮新書
死と生

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784106107740
  • NDC分類 114.2
  • Cコード C0210

出版社内容情報

「死」とは何か。なぜ、怖いのか。死ねば、どこへゆくのか。人間の究極の謎に稀代の思想家が迫る。「自分」が死ねば、「世界」はどう認識されるのか? 「死」とは何か。なぜ、怖いのか。死ねば、どこへゆくのか。先人たちや宗教での死生観とは――稀代の思想家が、人間究極の謎に徹底的に迫り、超高齢化社会で静かに死ぬための心構えを示す。

佐伯 啓思[サエキ ケイシ]
著・文・その他

内容説明

「死」。それは古今東西、あらゆる思想家、宗教家が向きあってきた大問題である。「死ぬ」とはどういうことなのか。「あの世」はあるのか。「自分」が死んだら、「世界」はどうなるのか―。先人たちは「死」をどう考えてきたのか、宗教は「死」をどう捉えているのかを踏まえながら、人間にとって最大の謎を、稀代の思想家が柔らかな筆致で徹底的に追究する。超高齢化社会で静かに死ぬための心構えを示す、唯一無二の論考。

目次

第1章 超高齢化社会で静かに死ぬために
第2章 「一人では死ねない」という現実を知る
第3章 われわれは何ひとつわからない
第4章 死後の世界と生命について
第5章 トルストイが到達した「死生観」
第6章 仏教の輪廻に見る地獄
第7章 「あの世」を信じるということ
第8章 人間は死ねばどこへゆくのか―浄土と此土
第9章 「死の哲学」と「無の思想」―西部邁の自死について
第10章 「死」と日本人―生死を超えた「無」の世界

著者等紹介

佐伯啓思[サエキケイシ]
1949(昭和24)年、奈良県生まれ。社会思想家。京都大学名誉教授。東京大学経済学部卒。東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得。2007年正論大賞。『隠された思考』(サントリー学芸賞)など著作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みこ

27
元来、根暗な私にとって楽しく生きようなどと謳っている自己啓発本ほど鬱陶しく胡散臭いものはなかった。人間誰もが必ず最後は死ぬのだからどう生きるかとはとどのつまりどう死ぬかにつながると思っていた。その点で本書はわが意を得たりという感想である。医学生理学的・宗教的・哲学的と多面に展開し、押し付けることなく個人の思いを淡々とつづられているのでここ最近でも深く読み込むことができた一冊である。2020/05/25

trazom

25
確かに「西田幾多郎」の著書もある佐伯先生だから、哲学的論考の本を書かれても何の不思議もないが、とうとう、「死生観」に到達されたかという感慨を覚える。「生と死」ではなく「死と生」の本である。肉体や私を超えた「生命」を信じるトルストイ、死は救済か恐怖かと悩む大乗仏教などを例示しながら、死の意味を考える。「経済成長が可能かどうかなどということよりも、生の意味や死の意味を問うことの方がはるかに人間的な問いであり、人類普遍的な問いである」と語る経済学者が到達した境地に敬意を覚える。「メメント・モリ」の貴重な一冊。2019/03/26

Aiichiro Nakajima

20
宗教とは違った死を受け入れる内容。 死は、無。忙殺される日々を辞め立ち止まって無について考える? やっぱり宗教っぽいな?2019/01/16

わたなべ

18
哲学の授業で生と死に関しての発表担当になったのでとりあえず読みやすいものをと思って読みました。新書は面白いですが、気をつけて読まないと政治思想以外でも偏っちゃいそう。2021/05/30

とももん

13
なかなかはっとさせられる部分がちらほらあって、私にとっては良書でした。老いること死に方について、自分自信がなくなっていくということ、排泄や延命さえ自分の意思ではない。ならば自分自信で人生を決められるうちに、「個」であるうちに、自殺した著者がいるということ。なるほど、その手があったか、と思いました。それから、死は「救済」であるということ。今までは、死ぬために病気があると思っていたが、そうではない、病気になってしまって苦しむそれを救済するために死があるということ。なるほど、そういう考え方があるんだと思った。2019/06/05

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