出版社内容情報
自称「若だんなの生まれ変わり」という死神が三人も長崎屋に乗り込んできた!? 一太郎に何が? 「しゃばけ」シリーズ第17弾。箱根に出かけた病弱若だんなの身に、一体何が? 累計800万部を超える「しゃばけ」シリーズ最新刊! 自称「若だんなの生まれ変わり」という死神が、三人も長崎屋に乗り込んできちゃった! その上、前世の若だんなに会ったことがあると言い出す妖が続出? 前世の若だんなって、いったいどんな人だったの~? 妖は長い時を生きる。けど、人はいずれ……。だけど、みんなと一緒なら、明日へ行ける! 大人気シリーズ第17弾。
畠中 恵[ハタケナカ メグミ]
著・文・その他
内容説明
前世の若だんなに、会ったってぇ!?妖は長い時を生きるけど、人はいずれ…。それでも、大切に想う気持ちは、巡る!「しゃばけ」シリーズ第十七弾。
著者等紹介
畠中恵[ハタケナカメグミ]
高知生まれ、名古屋育ち。名古屋造形芸術短期大学ビジュアルデザインコース・イラスト科卒。2001年『しゃばけ』で第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞してデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いつでも母さん
215
シリーズ最新刊。若だんなも少しずつ成長してるんだけれど・・もう一つぐっと?ガツンとくるのがそろそろ欲しいところですね。若だんなが生まれ変わり?なんていうタイトル作を含む連作5話。17巻目にもなるんだなぁ・・いえ、私は仁吉推しですが。(死ぬのは怖い。皆と離れてしまうのはもっと辛い)と思う若だんなの気持ちは分かるよ。だから『今』を懸命に生きるってことですよね。2018/08/27
雅
142
時間の流れが違っても繋がりがあって、その繋がりを大事に想って、いい話でした。人も妖も鬼も、みんな大切にしてる。2018/12/10
初美マリン
116
あやかしを中心とした今回のシリーズ、もしかしたらこれで終わり、かな❓とふと思いました。2019/01/07
あっか
98
シリーズ第17弾。表題の通り、前世や現世の若だんなとの『むすびつき』が共通のテーマ。若だんなが死んで(?)早速生まれ変わりが出てきたり、若だんなの前世だという人が出てきたり…最後の『こわいものなし』は今までにないくらいのドタバタ具合だけど(仁吉が低い声で夕助にお礼を言うところ、カッコいいー!!)、最後は若だんなと妖たちの今後を考えてちょっとしんみり。いつまでもこの時間が続くといいな。鈴彦姫のほんのり恋心?な『むすびつき』が1番ほっこりしました。2018/11/11
ダミアン4号
92
シリーズも17作ともなると「さて今回のお話は…」そんな書き出しで始まりそうな雰囲気(笑)今回は若旦那と妖(あやか)し達との間にある前世から続く縁(えにし)がテーマ…貧乏神の金次が若旦那の前世と思しき人と係わりがあった様だと語った事で自分達だってきっと若旦那と…九十九神の皆さんやら化け猫さんやら…どんだけ若旦那に懐いてんだか(笑)輪廻転生…確かに初めて会った人なのに妙に気が会う人とか逆に絶対、受け付けない相手とかありますよね(笑)こうしてレビューを書いたり読んだりしてる読メの皆さんの中にももしかしたらいる?2018/11/13