新潮文庫
小説・新島八重 新島襄とその妻

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  • サイズ 文庫判/ページ数 378p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101366128
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

会津を離れた八重は京都でキリスト教に入信。そして新島襄に出会い結婚。やがて二人は同志社の設立と女性の自立のために戦っていく。

故郷・会津を離れた八重は兄が逃げ延びた京都へと向かう。その地で英語を学んで西洋文化に触れ、キリスト教の洗礼を受ける。そして兄の友人であった新島襄と出会って結婚。二人はキリスト教への偏見、政府の無理解、資金難など幾多の困難と闘いながら、周囲の助けを借りて、同志社の礎を築く、また女性の自立を目指し奔走した。激動の明治維新の最中を生きた二人の物語。『新島襄とその妻』改題。

内容説明

故郷・会津を離れた八重は兄が生き延びていたという京都へ向かう。その地で英語を学んで西洋文化に触れ、キリスト教の洗礼を受けるに至る。そして兄の友人・新島襄と出会い、結婚。二人はキリスト教への偏見、政府の無理解、資金難など幾多の困難と闘いながら、同志社の礎を築く。また女性の自立を目指し奔走した。激動の明治維新を生きたある男と女の物語。

著者等紹介

福本武久[フクモトタケヒサ]
1942(昭和17)年、京都市生れ。同志社大学法学部卒業。大阪文学学校で遊び学んだのをきっかけに小説を書きはじめる。同人誌活動もそのころからはじめ、「風」「構図」「らぐたいむ」に参加。毎号小説作品を発表した。’78年「電車ごっこ停戦」で太宰治賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ジェンダー

15
今回の大河ドラマを全部観ていますが、もともと新選組が好きで特に斎藤一の生涯についての本により、少し知っている位で会津藩について知らなかったし、その後山本覚馬、八重の活躍、同志社の設立の経緯を知る事が出来ました。他の関連本も読んで見たいと思います。2013/05/07

コーデ21

13
大河ドラマは見てなかったのですが、ついついドラマの役者さん達の顔を思い浮かべながら読み進めました(^m^)歴史の荒波に揉まれながらも常に凛々しくまっすぐに生きた八重さんには喝采を送りたいですね!今ならハンサムウーマンと憧れの的になりそうですが、保守的な時代の中ではどれだけの苦労があったことか!?新島襄氏の存在感の偉大さにも胸を打たれました☆実はこの本、町内のお祭りの古本市でゲットww 思わぬ拾い物でしたわ(´▽`*)2015/04/24

けんさき そのこ

6
来年の大河ドラマ関連で読みました。明治維新という時代のエネルギー、そしてそれに関わる人々の話は心動かされるものが多い。同志社大を創設した新島ジョウも妻の八重も全く知らなかった。しかしキリスト教という江戸期には禁止された宗教を学ぶ学校を設立して、自立した人材を作る事が将来につながると信じて疑わない新島氏。新しい思想を広める困難にひたむきになる心とはなんなのか?そしてそれを傍らでみていた妻の本音は。最後は辛くて泣けてきますが、信じる心の強さってどこからくるのか?それが宗教でなくてもいいのではと、私の中では思う2012/11/21

ネムル

5
大河ドラマを見損ねた人には是非ともオススメ。ただし「ストーリーをおもしろくするための虚飾は、できるだけ排してある」本なので、大河見ずに読むのも苦労する気もする。2014/01/19

ジーク

5
襄を支える八重の姿と、同志社大学設立に奔走する襄の姿に引き込まれました。色々な本が出されていますが、とても心に残る一冊です。2013/08/12

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