小学館文庫 キャラブン!<br> 神様の護り猫―最後の願い叶えます

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小学館文庫 キャラブン!
神様の護り猫―最後の願い叶えます

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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094065527
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

あやかし猫が起こす再会の奇跡!

ストレスで体調を崩し、会社を退職。初めての彼氏にも浮気されてあっさり失恋。うまくいかない人生に打ちのめされた美琴が逃げこんだのは、亡くなった祖母が住んでいた田舎の空き家だった。
誰とも接触せず、引きこもり気味に一人暮らしをはじめた美琴だが、気分を切り替えようと訪れた近くの神社で、見習い神主の青年・千早と、人の言葉を話す猫・モーと出会う。モーの不思議な力によって過去の自分の姿を見せられた美琴は、心の奥に押し込めていた後悔と向き合うことに……。
花咲神社は生者死者の再会が許されている場所。神様の眷族だというモーは、それを必要としている人々の手助けをするのだと千早は言う。特別なこの神社で、美琴が選んだ未来とは――?
心から誰かに再会したいと願えば、きっと叶えてくれる神様の猫がここにいる。現世〈うつしよ〉と隠世〈かくりよ〉をつなぐ花咲神社で、優しい神主見習いと毒舌猫とともに働くことになった美琴の、奇跡と涙と感動の物語!


朝比奈 希夜[アサヒナ キヨ]
著・文・その他

mocha[モカ]
イラスト

内容説明

仕事も恋もうまくいかず、打ちのめされた美琴が逃げ込んだのは、かつて祖母が住んでいた田舎の空き家。一人暮らしをはじめた美琴は、気分転換に近所の花咲神社を訪れ、そこで千早と呼ばれる青年と、人の言葉を話す猫に出会う。猫の不思議な力によって過去の自分の姿を見た美琴は、心の奥に押し込めていた後悔と向き合うことに…。心から誰かに再会したいと願えば、きっと叶えてくれる神様の猫がここにいる。生者と死者の再会が許されている花咲神社で、優しい神主見習いと毒舌猫とともに働くことになった美琴の、奇跡と涙と感動の物語!

著者等紹介

朝比奈希夜[アサヒナキヨ]
2010年よりWEB上にて小説の発表を始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

真理そら

65
カバーでどでっと座るブチ猫の存在感は物語の中でも存在感抜群。仕事も恋もうまくいかず祖母が住んでいた田舎の空き家で暮らし始めて…地味な神社にはイケメン神主(見習い)がいて…と既視感満載の設定だけれど、毒舌で態度のデカイ猫が魅力的。身近な人が死んだあと残された者たちに悔いが残ることが多い、その悔いを何とかしてくれる神社でまず自分自身の悔いを解決してから巫女修業を始めたヒロイン。第二話のハイジャンプの話が好きだ。2023/02/05

はつばあば

50
我が区にも有名神社が目白押し。地域の宮さんも最も古いと言われる程のパワースポットものですが・・神様がいてくれてはる気がしません。やっぱり神主さんの人柄でしょうか。 ブサカワのモー君の毒舌と食い意地に楽しませていただきました。人というモノは厄介なものです2023/10/16

ネムコ

40
猫につられて、まんまとお買い上げ(笑) 久久能智神の神使というか眷属の牛模様の猫・モーと、神主(見習い)の千早。この一人と一匹に出会った美琴は、この花咲神社の神の力で亡くなった祖母と再会し、前に歩き出すことができた。そしてモーの言葉を聴くことができるのを見込まれて、神社の巫女にスカウトされる。死者と生者の邂逅というと「ツナグ」を思い出すが、こっちの方がライト。でも出てくる人がみんな良い人なもので、やっぱりウルウルしてしまいました。表紙のちょっとブサイクな猫が、読み終わった後では可愛く見えてきました。2018/09/07

一華

34
仕事に疲れ、過去の自分を後悔しながら、亡くなった祖母の家で一人暮らしを始めた美琴が、花咲神社の眷属である牛みたない猫モーと神主見習いの神月さんに出逢い、祖母との再会で、前に進むことができた…そして、巫女となった美琴が、モーと神月さんとともに、生者と死者の再会を手助けするお話。眷属らしからぬモーと神月さんのやりとりが楽しいし、美琴の優しさに癒される。『適当とは、適度ーつまり、程よい加減』2018/09/11

あゆみ

29
★★★★★ 表紙の牛柄猫に惹かれて購入。猫や犬などのモフモフした生き物が表紙に描かれていると気になってしまう。仕事に挫折し恋にも破れどん底にいる女性が美男子と出会う、というよく見る3点セット冒頭に辟易していたが、生者と死者の再会が許されている花咲神社で神主見習いの千早と眷属の毒舌猫モーが思い悩む人の過去の後悔を清算して前に進むための手助けをしていくお話で、登場する死んでしまった人たちがみんな自分のことよりも大切な人を思いやれるいい人や子どもで涙をボロボロ流しながら読了。2018/11/04

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