俳句、やめられません―季節の言葉と暮らす幸せ

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俳句、やめられません―季節の言葉と暮らす幸せ

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  • サイズ B6判/ページ数 208p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093885904
  • NDC分類 911.304
  • Cコード C0095

出版社内容情報

俳句10年目の著者による実践的俳句入門!

人気エッセイスト・岸本葉子さんによる「実践的な俳句入門」ともいえるエッセイです。
趣味として俳句をはじめた岸本さんがすっかり夢中になって10年、現在ではテレビ番組「NHK俳句」(毎週日曜)の司会を務め、句会にも毎月参加するなど、俳句が日常の一部になっています。
そんな岸本さんがプロの俳人とは異なる視点から、親しみやすくやさしい語り口で俳句の世界を案内し、趣味を持つことの豊かさを伝えます。
句を作る過程で気づいた季語の奥深さ、おもしろさ、句会の楽しさ・・・。一生かけて追求したくなる俳句の魅力を、失敗談も交えながら実体験をもとに綴ります。

【編集担当からのおすすめ情報】
「これから一生、俳句を続けていきたい」という岸本葉子さんの「俳句愛」に溢れる一冊です。
季節を表す言葉として実は身近で、しかも奥深い「季語」、毎月欠かさず出席する「句会」の楽しさ、そして終生手放さずに持ち続けようと決めている「歳時記」。
汲めども尽きない魅力のある俳句の世界を、数々のエピソードを交えて岸本さんがご案内します。
長く続けていける趣味をもちたいと思っている方、俳句に興味はあるけれど、ちょっと難しそうと思っている方も、この本を読めばきっとはじめたくなるはずです!

はじめに
〈第一章〉季語は頼りになる味方
季語があるから俳句ができない?
覚えなくていい
歳時記が手元にあれば
ふとしたシーンが俳句になる
季語の他に入れるもの
古くさい決まり事?
そもそも季語とは
コラム1 チャレンジ! 季語クイズ
〈第二章〉こんなに豊かな季語の世界
季語の「本意」を知る
入れ替えてみてわかること
ムードを変える力
置くのではなく、働かせる
「響き合う」ということ
経験を超えて
これも季語だとは!
詠み尽くされることはない
〈第三章〉季語力を鍛える句会
句会は怖い?
「兼題」「席題」「吟行」
場数を踏むと力が抜ける
参加すれば早く伸びる
スリルが快感
読み手の想像に委ねる
「詠む」と「読む」は両輪
投句はぶれろ、選句はぶれるな
自分に合った句会を探す
コラム2 チャレンジ! 季語クイズ
〈第四章〉「あるある俳句」と「褒められ俳句」
句会は道場
「あるある俳句」
「褒められ俳句」
〈第五章〉歳時記は一生の友
一年目の句と今の句
自我を手放す
俳句と禅
言葉に出す、形にする
初心に返る
迷ったら戻る場所
エッセイと俳句と
歳時記は一生の友
おわりに


岸本 葉子[キシモト ヨウコ]
著・文・その他

内容説明

俳句をはじめて10年目の著者による“実践的”俳句入門!

目次

第1章 季語は頼りになる味方(季語があるから俳句ができない?;覚えなくていい ほか)
第2章 こんなに豊かな季語の世界(季語の「本意」を知る;入れ替えてみてわかること ほか)
第3章 季語力を鍛える句会(句会は怖い?;「兼題」「席題」「吟行」 ほか)
第4章 「あるある俳句」と「褒められ俳句」(句会は道場;「あるある俳句」 ほか)
第5章 歳時記は一生の友(一年目の句と今の句;自我を手放す ほか)

著者等紹介

岸本葉子[キシモトヨウコ]
1961年神奈川県生まれ。エッセイスト。大学卒業後、会社勤務、中国留学を経て執筆活動に入る。暮らしや旅をテーマにしたエッセイを数多く発表。また、2015年4月より「NHK俳句」(Eテレ)の司会も務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

真理そら

21
納得出来たり共感できたりする部分が多く、うんうんと頷きながら読み終えた。学生時代の季語集を未だに使っているけれど、新しいのも買おうかなあ、と思案中。2018/06/08

むつこ

21
俳句を始めて10年とのこと。はい、もうベテランさんです。そんな雰囲気を感じられる俳句シリーズに仕上がっています。「歳時記」ちょっと、興味を持ち始めました。2018/03/10

きあら

20
エッセイストで、10年前からは俳句番組の司会を務める岸本さんの俳句の楽しみ方の本。俳句はやらないけど、一句に対する向き合い方は写真にも通じると思った。2021/11/23

田中寛一

19
現在放送中のNHK俳句のある週の司会をされている人の本が目に入り手に取る。エッセイを書くことが多く、エッセイと俳句の違い、エッセイは自分の主張が前面だが、俳句は自分を捨ててモノが主役になる、という指摘に大いに興味を惹かれた。その他、著者の俳句に関わり始め10年の間に感じられた俳句についてのことが、自分を例に取りながらの記されていて参考になった。また何か1冊だけの本なら持ち込んでもいいと言われたら迷うことなく歳時記だと。何度読んでも飽きることがないと。2020/03/08

りょちみ

17
季語の力、句会への参加、あるある俳句、褒められ俳句、ものすごく参考になりました。「自分なんてだめだめ」だと思っていましたが、だめでもいいから作り続けることが成長につながるのだと改めて思いました。実践的な俳句の作り方ではなく、俳句に対する心構えや態度というものを身につけた気がします。俳句は説明をしない、報告句はあるある、意味を感じる句はあるある、ごとく俳句はあるある、のように俳句を作る上での参考となる記載もあります。世界が広がりました。2019/07/27

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