能はこんなに面白い!

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  • サイズ B6判/ページ数 261p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093883115
  • NDC分類 773
  • Cコード C0074

出版社内容情報

初めてでも能がわかる!楽しめる!開眼の書

とかく難解で敬遠されがちな「能」ですが、謡曲名作選や入門書は多々あれど、本質的な魅力をわかりやすく伝える本はほとんどありません。
そこで武道家・思想家として今もっとも注目される内田樹氏が、観阿弥・世阿弥の直系にして最大流派である能楽観世流の二十六世宗家・観世清和氏との対話を通じ、「能」の本質的魅力を広くわかりやすく伝えるのがこの本です。
今年は観阿弥生誕680年・世阿弥生誕650年にあたり、記念公演や展覧会などが多々予定されています。能を観たことがない方も、難しいと敬遠してきた方も、この本をきっかけにぜひ能楽堂に足を運び、親しんでみてはいかがでしょうか?
「能は日本文化の原点」と語る観世宗家、その観世流で能に“はまる”こと稽古歴17年の内田氏。目からウロコの「能」体験を、ぜひこの一冊で!

【編集担当からのおすすめ情報】
日本の伝統芸能のみならず、美意識そのものの原点ともいえる「能」。
この本を編集させていただいたおかげで、能楽だけでなく美術や文学など、あらゆる日本の伝統芸術に対する理解がずっと深まりました!
「能」は観るだけではなく、やってみるとさらに楽しいもの!です。 タッキー&翼の今井翼クンなど、若手アーティストにもお稽古をする人が増えています!
よく分からなくてもとにかく一度、観てみよう、謡ってみよう、舞ってみよう、そんなふうに「能」への扉を開いていただけると嬉しい限りです。

<巻頭対談>観世清和 内田樹 1
観阿弥生誕680年、世阿弥生誕650年によせて

まえがき 観世清和

第一章 「能ってなんだろう」
第一話 能から見た日本の原点 観世清和
第二話 <対談>能の歴史を辿る 観世清和 内田樹

第二章 「能を生きる」
第一話 武道家の能楽稽古 内田樹
第二話 <対談>能的生き方のすすめ 内田樹 観世清和

第三章 「能楽ワークショップ」
第一話 <鼎談>『松風』 観世清和 内田樹 松岡心平
第二話 <鼎談>『山姥』 観世清和 内田樹 松岡心平

あとがき 内田樹


観世 清和[カンゼ キヨカズ]
著・文・その他

内田 樹[ウチダ タツル]
著・文・その他

内容説明

観世流家元と稽古歴17年の思想家が語りあう初心者も“目からウロコ”の入門書。

目次

巻頭対談
第1章 能ってなんだろう(能から見た日本の原点;対談 能の歴史を辿る)
第2章 能を生きる(武道家の能楽稽古;対談 能的生き方のすすめ)
第3章 能楽ワークショップ(鼎談 『松風』;鼎談 『山姥』)

著者等紹介

内田樹[ウチダタツル]
1950年、東京生まれ。思想家・武道家。神戸女学院大学名誉教授。合気道七段、多田塾甲南合気会師範。専門のフランス現代思想のほか教育論、社会論、文化論、武道論など著書多数。約20年に渡り観世流シテ方の下川宜長師のもとで能楽の研鑽をつむ。2011年には神戸・住吉に道場と能舞台を兼ねる学塾「凱風館」を創立。2007年『私家版・ユダヤ文化論』(文春新書)で第6回小林秀雄賞、2011年『日本辺境論』(新潮新書)で第3回伊丹十三賞を受賞

観世清和[カンゼキヨカズ]
1959年、東京生まれ。流祖・観阿弥清次、二世・世阿弥元清、三世・音阿弥元重から約700年の伝統を誇る二十六世観世宗家。二十五世・観世左近の長男。4歳の時『鞍馬天狗』の花見で初舞台、10歳で初シテをつとめ、1990年に父・左近の急逝にともない31歳で家元を継承。日本国内だけでなく、フランス、インド、中国、アメリカなど海外公演にも力を注ぐ。1995年度芸術選奨文部大臣新人賞、2012年度芸術選奨文部科学大臣賞、2013年第33回伝統文化ポーラ賞大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さきん

11
著者に内田樹氏とあったので、読んだ。始めて能の詳しい歴史や見方を知った。収入が安定し、時間も余裕ができれば、能、狂言の作品をまた見てみたい。2016/03/29

さくらこ

11
面白かった。能に興味がある人に薦めたくなる1冊。学者や評論家によって書かれた能の曲(「松風」とか「羽衣」とか)の解説本は結構あるのだけれど、能そのものの面白さについて買いた本って稀少。内田樹が言うように、能ってホントに観ていると月とか花とか神様が知覚できるんですよ、大袈裟ではなく。1度そんな経験をするとやめられない。2013/11/11

ユーユーテイン

9
内田樹さんのお稽古歴10余年の経験に基づいた知見を聞きたくて読んだ。意外だったのは、緊張する事などなさそうな内田さんが、能舞台での本番だけは緊張するという。楽屋で同門の方と「なんで僕ら、高いお役料払ってまでこんな苦しい思いしてるんだろうね」などと言い合っているそうだ。しかし、本番の経験を経ることで、どんな場面でも緊張する事がなくなるらしい。能のお稽古では、積極的に受け身になることで、その真髄に触れられるのかもしれない。2014/01/25

13km

9
なんだか不思議な物語が多くて面白そうと思うか面倒くさそうと思うかはひとそれぞれだけど、内田センセの物語の解釈の仕方、話の広げかたは読んでて面白いです。本書でも語られてますが教養のひとつとして学校で子供たちにやらせてみるのもいいんじゃないかと思います。あらゆる古典の引用が混じり入ってる能は、和洋中の文化が混在している日本と言う国を象徴する伝統芸能だと思います。2013/09/26

teddy11015544

8
能のことは全然知りませんでしたが、それなりに面白く読めました。内田先生だけでなく、観世さんのお話も対談も、です。かといって能を見るだろうか?といえばまた別問題かもしれない。でも何かあった時に見る目は変わっただろう。2013/12/28

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