希望荘

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  • サイズ B6判/ページ数 460p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784093864435
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

探偵・杉村三郎シリーズ、待望の第4弾!

その部屋には、絶望が住んでいた――。
宮部ファン待望の14か月ぶりの現代ミステリー。特に人気の「杉村三郎シリーズ」の第4弾です。
本作品は、前作『ペテロの葬列』で、妻の不倫が原因で離婚をし、義父が経営する今多コンツェルンの仕事をも失った杉村三郎の「その後」を描きます。
失意の杉村は私立探偵としていく決意をし、探偵事務所を開業。ある日、亡き父・武藤寛二が生前に残した「昔、人を殺した」という告白の真偽を調査してほしいという依頼が舞い込む。依頼人の相沢幸司によれば、父は母の不倫による離婚後、息子と再会するまで30年の空白があった。果たして、武藤は人殺しだったのか。35年前の殺人事件の関係者を調べていくと、昨年に起きた女性殺人事件を解決するカギが……!?(表題作「希望荘」)
表題作の他に、「聖域」「砂男」「二重身(ドッペルゲンガー)」の4編を収録。


宮部 みゆき[ミヤベ ミユキ]
著・文・その他

内容説明

家族と仕事を失った杉村三郎は、東京都北区に私立探偵事務所を開業する。ある日、亡き父・武藤寛二が生前に残した「昔、人を殺した」という告白の真偽を調査してほしいという依頼が舞い込む。依頼人の相沢幸司によれば、父は母の不倫による離婚後、息子と再会するまで30年の空白があった。果たして、武藤は人殺しだったのか。35年前の殺人事件の関係者を調べていくと、昨年発生した女性殺害事件を解決するカギが隠されていた!?(表題作「希望荘」)。「聖域」「希望荘」「砂男」「二重身」…私立探偵・杉村三郎が4つの難事件に挑む!!

著者等紹介

宮部みゆき[ミヤベミユキ]
1960年、東京生まれ。87年、『我らが隣人の犯罪』でオール讀物推理小説新人賞を受賞。89年、『魔術はささやく』で日本推理サスペンス大賞を受賞。92年、『龍は眠る』で日本推理作家協会賞、『本所深川ふしぎ草紙』で吉川英治文学新人賞を受賞。97年、『蒲生邸事件』で日本SF大賞を受賞。99年、『理由』で直木賞を受賞。2001年、『模倣犯』で毎日出版文化賞特別賞、02年には司馬遼太郎賞、芸術選奨文部科学大臣賞(文学部門)を受賞。07年、『名もなき毒』で吉川英治文学賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

804
宮部みゆきは、ほとんどの作品を読んでいる作家の一人です。最初、長編なのかと思って読み始めたら、珍しい連作中篇小説集でした。杉村三郎シリーズは安定的な面白さですが、杉村探偵でシリーズを続けるのは、無理がある気がします。探偵として主体的に事件を解決するのではなく、巻き込まれ型が似合っているのではないでしょうか?4篇の中では、『砂男』と『二重身』がオススメです!2016/08/06

抹茶モナカ

772
杉村三郎シリーズ最新作。短編4編収録。読みはじめの方は、杉村三郎シリーズにする必要あるのかな、と、思ったら、徐々にシリーズの濃厚な色調が出て来て、離婚後の探偵事務所設立の経緯も語られ、良かった。好きなシリーズ作品です。リズムの良い文体で、軽やかで濃厚。2016/06/30

yoshida

573
杉村三郎シリーズ。前作で今多家から離れた杉村は、杉村探偵事務所を開設。開設に至る経緯や持ち込まれる事件を描く短編集。今までの長編から短編に変わり、息の長いシリーズになりそう。安定の宮部みゆきさんの筆力でじっくり読ませる。白眉は「砂男」か。特に戸籍の場面では「火車」を思い出した。そして家族を守る為に選んだ行動で、家族を失う因果。身勝手な大人の女性。悪意の権化のような人物。そして想像力の欠如した女性が運ぶ、消したい過去。希望が生まれた筈の夫婦に訪れた過去の忌まわしさ。宮部みゆきさんの筆力で実に読ませる力作。2018/05/19

つるちゃん0719

400
杉村三郎シリーズ最新作。新たに探偵事務所を始めた杉村氏。そのきっかけの話も含まれています。内容もおもしろくなって来ました。流石、宮部みゆき作品てした。2017/09/14

紅はこべ

389
離婚してからの方が杉村三郎は生き生きしている。探偵としての初めての事件、二番目の事件、探偵となるきっかけの事件、そして東日本大震災。お話の並べ方は考えられている。震災で犯罪を隠そうとするのはありそうだ。東野さんの『幻夜』がそうだった。現在の犯罪が過去の罪を暴く、またはその逆だったりもする。そして宮部さんの描く老人は相変わらず魅力的。子供と老人、宮部さんの必須アイテム。サイコパスという言葉はそう安易に使ってはいけないというのも学んだ。2018/08/14

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