出版社内容情報
江戸から東京移行時代を描いた幕末維新絵図
江戸が東京に変わると大名たちは国許へひきあげ、夜の街にはひと気が消えた。
傍若無人な浪人たちや錦旗を楯にして横暴な官軍。また幕府に殉じようとする老武士や函館戦争へ参じて帰らぬ夫を待つ若い妻など時代の狭間に蠢く人々が仔細に描かれる。
そんな折、市井の人となった鞍馬天狗は、ある夜、巡邏の者に襲われ、思わぬ事件に巻きこまれる。時代小説の名作「鞍馬天狗」から、評論家・鶴見俊輔が厳選した傑作シリーズの第3弾。
大佛 次郎[オサラギ ジロウ]
著・文・その他
内容説明
江戸が東京に変わると大名たちは国許へひきあげ、夜の街にはひと気が消えた。傍若無人な浪人たちや錦旗を楯にして横暴な官軍。また幕府に殉じようとする老武士や函館戦争へ参じて帰らぬ夫を待つ若い妻など時代の狭間に蠢く人々が仔細に描かれる。そんな折、市井の人となった鞍馬天狗は、ある夜、巡邏の者に襲われ、思わぬ事件に巻きこまれる。時代小説の名作「鞍馬天狗」から、評論家・鶴見俊輔が厳選した傑作シリーズの第三弾。
著者等紹介
大佛次郎[オサラギジロウ]
1897年(明治30年)10月9日―1973年(昭和48年)4月30日、享年75。神奈川県出身。1964年文化勲章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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