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出版社内容情報
新シリーズ一時保護所編完全収録。
虐待の疑いがあった母親の元へ小学生の志遠を返すことを決めた青葉児童相談所。
だが志遠は、母親の虐待で一時保護所に戻ってきてしまう…
母親の元へ戻ることを切望する志遠に対し、健太ら青葉児相が下した決断は…?
大反響の一時保護所編、完全収録。
【編集担当からのおすすめ情報】
様々な問題を抱える一時保護所の現状を丁寧に描きました。傷ついた子供のために奮闘する児童福祉士、児童心理司、そして一時保護所の保育士の姿を是非ご覧ください。
エピソード3
第1話 通報 9
第2話 違和感 47
第3話 面影 79
第4話 説明 107
最終話 別れ 131
夾竹桃 ジン[キョウチクトウ ジン]
イラスト
水野 光博[ミズノ ミツヒロ]
著・文・その他
小宮 純一[コミヤ ジュンイチ]
著・文・その他/企画・原案
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Die-Go
28
児童養護施設への措置通告を子どもにするなんともやるせない場面。 子どもはあくまで家庭に帰りたい思いはあるが、現実が許さない。それでも健太は意を決して通達する。それは子どものことを最優先で考えてのことだが、子どもにとっては大人の都合でしかないもと捉えられかねない。苦しい。★★★★☆2022/01/27
ネギっ子gen
8
2巻の流れを受け、今巻は「一時保護所」編。介護の仕事をしているシンママによる虐待の話。親子ともども切ない…。一時保護で難しいのは、虐待を受けたその当事者である子どもが、「家に帰りたいよー」と、虐待親元への帰宅を訴えることがあること。本編でも、そのような場面がある。健太は<志遠くんを助けた時からずっとあった、違和感……そうだ、俺だ……志遠くんは、俺なんだ。あの日の俺なんだ>と気づき、長澤さんにぽつぽつと自分の過去を語り出す。その回想シーンで登場する若かりし頃の藤井副所長の、幼児・健太への眼差しが優しくて。⇒2020/03/25
かなっち
6
1冊丸々、一時保護所のお話でした。お母さんに叩かれても離れたくなくて、離れさせられないように嘘をつく子供が悲しかったです。環境が変わるのも、ストレスが多そうだし。途中に挟まれてるコラムにも納得でき、傷ついた子供にとっての居心地の良い場所ができることを願うばかりです。2021/04/14
糸文
5
★★★★☆2023/02/13
花桃
5
子供にとってどんな親も親で、キズつけられても、怖い思いをさせられも、どんなことがあっても親で・・・。哀しいです。2022/04/21