出版社内容情報
なぜ日本は世界から叩かれるのか?
国際情報誌「SAPIO」において、多くの著者が論理とジャーナリズムの手法で「慰安婦の真実」を追求してきた。本書はそうした10年以上にわたる蓄積の集大成である。
「慰安婦問題」を作り出したのは日本のマスコミだった。
その発端と経緯を検証した上で「本当は戦時中に何があったのか?」を史料と証言で明らかにしていく。
本書は誰かを貶めるためのものでも、褒めそやすためのものでもない。
事実を明らかにした上で、日本が世界中から批判を浴びる現状をどう受け止め、変えていくのがよいのか――そうした建設的な議論の礎とするための一冊である。
■収録著者(登場順)
西岡力(東京基督教大学教授)/井沢元彦(作家)/秦郁彦(現代史家)/水間政憲(近現代史研究家・ジャーナリスト)/金完燮(ノンフィクション作家)/呉智英(評論家)/小林よしのり(漫画家)/ベンジャミン・フルフォード(ジャーナリスト)/マリオン・ハリソン(フリー・コングレス・リサーチ&エデュケーション財団理事長)/高濱賛(在米ジャーナリスト)/中西輝政(京都大学名誉教授)/黒田勝弘(産経新聞ソウル駐在特別記者)/藤原修平(在韓国ジャーナリスト)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりんご
49
従軍慰安婦問題は、ねつ造という趣旨でかかれた本。朝日もねつ造を認めたし、この本の内容は知っておかなきゃいけないことだと思う。戦争で負けたからといって、いつまででも卑屈でいなきゃいけないのはおかしい。いろいろな本を手にして、一方向だけではなく多面的に、過去を認識する時期が来ているのだと感じる。2014/12/01
あじ
19
歴史的な問題で多くは語れないですが、一読の価値がありました。2013/12/08
Humbaba
9
問題を起こしてしまったら謝る必要があるし、それによって不利益を受けたのならば可能な限り償う必要がある。しかし、それはあくまでも問題を犯してしまった時であり、「被害者」の主張を鵜呑みにすることにはつながらない。実際に何が起きたのかを検証することは必須であり、通説が正しくなければなぜそれが流布したのかを検証し、再発防止に務める必要がある。2014/04/14
そらいろ
8
それは現地の女性を守る為だった。韓国による嘘と捏造、中韓政府とその息のかかった市民団体ロビー活動、「職業的反日日本人」らの執拗な活動の最大の産物、慰安婦。読みながら怒りと不快感が溢れ、頁数の割に読み終わるのに時間がかかった。第2章キムワンソプ氏による「『従軍慰安婦人』騒動の真実」が興味深かった。韓国人による冷静な記述。背景や心情が分かりやすくまとめられている。韓国側の性犯罪は何故問われない?米国の日本での性犯罪も記述されており、実はこれに一番怒りを感じた※。これを翻訳して海外で出版できないのだろうか。2014/01/11
ジョルジョ
4
慰安婦問題には、日本は正々堂々と海外に真実を発信するべきだと思う。 今回の合意も、日本が海外に対して情報を伝えなければ、日本が韓国と合意したことを、強制連行があったことを認めたらだと誤解されてします。日本政府は、もっと、発信力と強めてほしい。河野談話のような誤りは、二度と許されない。2016/01/08