出版社内容情報
超高齢化社会に突入し、人生80年、90年時代を迎えた日本。しかし、それに伴って様々な病気に罹患する率も高くなっている。長寿を充実させ楽しむためにはどうしたらよいか、作家と医師が語り合う。
内容説明
人生90年、100年の時代を充実して生きるために。加賀乙彦・落合恵子・小澤利男がそれぞれの立場から存分に語り合う。
目次
第1部 「長生き病」が増えてきた―小澤利男と加賀乙彦の対話(高齢者にも必要な「自立」をたたきこまれた名幼時代;飢えの時代を生き抜いてきた世代;東京大学医学部で老年医学に出会う ほか)
第2部 急速な高齢化のひずみ―落合恵子と小澤利男の対話(認知症の妹の最期のとき;胃ろうは必要か;胃ろうの適用をめぐって ほか)
第3部 老いの心がまえ―加賀乙彦と落合恵子の対話(老いの現象、物忘れ;男性の介護;離職率が高い介護士 ほか)
著者等紹介
小澤利男[オザワトシオ]
1929年東京都生まれ。東京大学医学部医学科卒業後、東京大学医学部老年病学教室助教授、高知医科大学(現高知大学医学部)教授、東京都老人医療センター(現東京都健康長寿医療センター)院長を歴任
加賀乙彦[カガオトヒコ]
1929年東京都生まれ。小説家・精神科医。東京大学医学部医学科卒業。東京拘置所医務技官を務めた後、精神医学および犯罪学研究のためフランス留学。帰国後は東京医科歯科大学助教授、上智大学教授を歴任。主な著書に『フランドルの冬』(芸術選奨文部大臣新人賞)『宣告』(日本文学大賞)『永遠の都』(芸術選奨文部大臣賞)『雲の都』(毎日出版文化賞特別賞)など。日本藝術院会員、2011年度文化功労者
落合恵子[オチアイケイコ]
1945年栃木県生まれ。作家。子どもの本の専門店「クレヨンハウス」と女性の本の専門店「ミズ・クレヨンハウス」、オーガニックレストラン等を東京と大阪で主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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