コバルト文庫<br> 二重奏(デュオ)を翼にかえて―シュバルツ・ヘルツ‐黒い心臓

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コバルト文庫
二重奏(デュオ)を翼にかえて―シュバルツ・ヘルツ‐黒い心臓

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  • サイズ 文庫判/ページ数 285p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784086014731
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

アースガルズを開けば、宇宙が崩壊する―。次元監獄の設計者アンドヴァリの言葉から導いた結論に、世界樹の中で甦ったアドルフは呆然とする。けれど、アドルフは奏や大切な者のため、アースガルズを開放することを諦めなかった。一方、樹海帝を名乗るルドルフは、代替エネルギーとして「神々の脈拍」をアースガルズへ引き込もうとするが…!?シュバルツ・ヘルツ、怒涛のクライマックス。

著者等紹介

桑原水菜[クワバラミズナ]
千葉県生まれ。中央大学文学部史学科卒業。1989年下期コバルト読者大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やまいも

3
怒涛の最終巻でした。最後の最後まで様々な思惑が試行錯誤して物語も一転二転。本当に先の読めない、ハラハラして読めるファンタジーでした。シュバルツヘルツ全体としては、文章も設定も複雑で読んでいて心折れかけたのですが(笑)それでも読み進められるキャラやストーリーの魅力があって最後まで楽しむことができました。ただ正直細部は理解できないままの所も…(笑)あと後日談はもう少し読みたかったなぁ。平和な皆の姿をもっと見たい。とにかく犠牲や被害、今後の課題は残りましたが、主人公が日常を取り戻すことができて良かった。2013/03/06

おかゆ

2
シュバルツ・ヘルツ完結! 最後の数巻はちょっと詰め込み過ぎかな? と思う部分はあったものの、広げまくった風呂敷はたたんで綺麗にまとまって終わったので満足です。でも後日談は確かに見たい……。2011/07/27

聖陽ひなた

1
で、ウルテアは?『黒き王』の真意は?”木曜日のおじさん”が美味しいとこもっていったなぁ。しかし、最後まで謎だった「大おばさん」。1巻(の前)から奏が近況ぶちまけてたけど、情報漏洩とか平気だったんだろうか。結局、最後に怒涛の展開、は良いんだけどイマイチ場面状況が分からず…。でも、まあ、綺麗にハッピーエンドで終われたみたいだし、後味も悪くないし、なんだかんだで全編楽しんで読めたので良かった。2012/06/02

皐月

1
最終巻。色々と駆け足展開だったけれど、一応綺麗に終わっていたかな。犠牲は出たものの、概ねハッピーエンドで良かった。ただ、問題は山積みだし、後日談をもっと読みたかったので、これで終わりは残念だなぁ……。2010/12/23

にわ

1
ちょ、ハッディングさんなんでこんな格好良いの!?もしかしてゲスタァンでビジュアル既出!?もしそうならゲスタァン読もっかな…と、本編から外れたところで大興奮。本編も、ここまでのいつまで引きずる気だと言いたくなる低迷(すみません)を抜け出し、怒涛の展開。残りまくってた伏線の数々を一気に回収したのは見事。マリエスの叫びもずっしり来た。でも某方々の結末が三行で済まされていたのは個人的には哀しい。「大おばさま」や奏の両親はキーパーソンだと思ってたんだが…回収しきれなかった伏線があるのか、或いは私の深読みのしすぎ…?2010/12/03

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