内容説明
―閉ざされた国“アースガルズ”を開く鍵は、「ロキの隠匿石」と呼ばれる石版。古の超騎士が残したメッセージのままに、石版のありかを知るレディ・ラムを捜す奏とケヴァン。石室に刻まれた記号を手がかりに古代遺跡を訪れた奏の「黒い心臓」は岩刻画を解読し、新たな手がかりを得る。一方、少年を追って支笏湖に引きずりこまれたアイザックが目にしたのは閉ざされた湖底都市だった。
著者等紹介
桑原水菜[クワバラミズナ]
9月23日千葉県生まれ。中央大学文学部史学科卒業。1989年下期コバルト読者大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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紅羽
4
後編になりましたが、事態は終息するでもなく次巻へ持ち越し。ラムの正体も次へ持ち越し…。まさかあの支笏湖の底に街が沈んでいたとは驚きましたが、アイザックさん、無事に救出されますように。それから今回、寂しい事に挿絵がなかったのですが、本来の姿に戻ったケヴァンが見たかったです。2013/09/04
聖陽ひなた
1
燃えたのは海の上だし、ラムも「??」だし、そもそも上下巻でまとまってないし。って、まぁお約束ですよね!北海道の古代文明に対峙するにあたり、伏線を張りまくった感じ。そしてアドルフ、ケヴァンになんてことしてくれてたんだい!?そんななか垣間見えたケヴァンの葛藤。アドルフの歪み。もちろん、アイザック、奏、内海、美咲、アレクセイ遼太郎の今後の展開が気になる(思う壺……)2011/02/15
punto
0
追記。2008/10/04
立花真幸
0
★★★☆2010/10/28
香穂
0
再読。2010/02/02