講談社学術文庫<br> 興亡の世界史 東南アジア多文明世界の発見

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講談社学術文庫
興亡の世界史 東南アジア多文明世界の発見

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  • サイズ 文庫判/ページ数 416p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065126707
  • NDC分類 223
  • Cコード C0122

出版社内容情報

12世紀半ば、インドシナ半島に最大版図を築いたアンコール王朝を中心に、興亡を繰り返した東南アジア諸文明の実像を明らかにする。講談社創業100周年記企画「興亡の世界史」の学術文庫版。大好評、第4期の2冊目。東南アジアは、インドと中国にはさまれた地理上の位置から、双方の影響を受けながら多彩な歴史と王朝の興亡を繰り返してきた。自然に恵まれた多言語、多宗教世界の軌跡をアンコール・ワット研究に半生をささげた著者が追求。仏教やヒンドゥー教の宇宙観にもとづく寺院や王宮の建設と王朝盛衰の真相を新たに発掘された考古学上の成果から解明。遺跡に刻まれた人々の暮らしを復元するとともに、500年前、鎖国直前にアンコール・ワットを訪れた日本人の足跡を明らかにして東南アジアと日本の隠された歴史をも発掘した渾身の力作である。[原本:『興亡の世界史11 東南アジア 多文明世界の発見』講談社 2009年刊]

「東南アジア」を再発見する
東南アジア史の形成と展開
アンコール王朝発見史物語
アンコール王朝の宇宙観と都市計画
碑文史料が綴る王朝の政治と社会
アンコール時代の「罪と罰」
経済活動と生活
アンコール時代の精神価値体系
アンコール美術とその思想
東南アジア史から見たアンコール王朝史
キリスト教ヨーロッパとの出会い
祇園精舎としてのアンコール・ワット
東南アジアからのメッセージ
学術文庫版のあとがき
年表
主要人物一覧


石澤 良昭[イシザワ ヨシアキ]
著・文・その他

内容説明

インドと中国の影響を受けながら多彩な歴史と王朝の興亡を繰り返してきた東南アジア。なかでもカンボジアのアンコール王朝は、一二世紀半ばのインドシナ半島に最大版図を築き、石造伽藍など数々の世界遺産を残した。アンコール研究に半生を捧げた著者が巨大遺跡に刻まれた王朝の盛衰と人々の心、鎖国直前に参詣に訪れた日本人の謎などを解明する。

目次

「東南アジア」を再発見する
東南アジア史の形成と展開
アンコール王朝発見史物語
アンコール王朝の宇宙観と都市計画
碑文史料が綴る王朝の政治と社会
アンコール時代の「罪と罰」
経済活動と生活
アンコール時代の精神価値体系
アンコール美術とその思想
東南アジア史から見たアンコール王朝史
キリスト教ヨーロッパとの出会い〔ほか〕

著者等紹介

石澤良昭[イシザワヨシアキ]
1937年、北海道生まれ。上智大学外国語学部卒業。文学博士。専攻は東南アジア史、とくにカンボジア・アンコール時代の碑刻文学。鹿児島大学教授、上智大学教授、上智大学学長、文化庁文化審議会会長などを歴任。現在、上智大学アジア人材養成研究センター所長、上智大学アンコール遺跡国際調査団団長。2017年、アンコール遺跡の保存修復と現地の人材養成によりマグサイサイ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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umeko

11
アンコール王朝の政治・経済・文化など、興味深い内容だった。アンコール・ワットなどの石造大伽藍そのものに目が行きがちだが、当然ながらその背景を読み解くと魅力も倍増するものだなと。更なる研究成果を期待!!2018/09/26

かんがく

10
通史シリーズの一つであるが、東南アジア通史の記述はわずかで、著者の専門であるカンボジアについての詳細な記述が続く。著者は50年に渡り、カンボジアでフィールドワークをしているため、現地社会の様子や、内戦の様子など、地理書、現代史書としても読める。中国とインドの文化が混じり合いながらも、独自の発展を遂げていった東南アジアの姿がよくわかった。2019/11/08

Yoji Ochiai

0
著者の専門であるカンボジア史を中心としつつ、東南アジアの歴史という高みまで鳥瞰しようとする意欲作。ただ、カンボジア史以外は、やや不完全燃焼気味。カンボジア史については、詳細で、著者の研究成果が存分に発揮されている。2019/08/25

Moish

0
著者により読みやすさが全く違う本シリーズ。今回は、どちらかというと読みにくい。硬い。まわりくどいし、同じことの繰り返しも多く、未編集感あり。ただし、アンコール朝のおもしろさは、それを補って余りある。あの魅惑的な遺跡群の時系列を理解するのは至難の技なので、カンボジアに行く前にこの本を読んでおきたかった。それにしても、東南アジア史研究は、まだこれからのよう。ねらい目な研究分野。2018/09/11

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