講談社キャラクター文庫 明日のナージャ<br> 小説明日のナージャ―16歳の旅立ち

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講談社キャラクター文庫 明日のナージャ
小説明日のナージャ―16歳の旅立ち

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  • サイズ 文庫判/ページ数 281p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784063148817
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

2003年2月から2004年1月まで、テレビ朝日系列日曜朝8時半から1年間放映していた、「明日のナージャ」が放映15周年の今年、キャラクター文庫で小説になります。
100年前のヨーロッパを丁寧に描いた内容と絵の設定や、「きっと明日にはいいことがある」と前向きに人生を切り開く13歳の主人公ナージャは、小学生以上の女性の心を掴み、熱いメッセージがプロデューサーには届いていました。ネット上で「続きが知りたい」という声が上位が上がっており、この作品で3年後の16歳のナージャを描くことになりました。
13歳で母コレットと出会い、孤児から貴族の生活に一転したナージャは16歳になった。豊かな生活の中で、いつも心にかかっているのは、アップルフィールド孤児院の友達と、ダンデライオン一座の仲間たち。友達を探しに行くことを決意したナージャは、母コレットの計らいで、ダンデライオン一座と一緒に行動することに。でも運命はナージャに過酷な扉を開かせる。以下、章立てです。

第1章 ウィーンでの貴族生活 第2章 フランシスは白バラの香り 第3章 さらば、からくり自動車 第4章 パリでの再会 第5章 運命の女神の手招き 第6章 黒い罠 第7章 ローズマリーの野望 第8章 ナージャ、ひらめく! 第9章 仮面を取ったキース 第10章 新しい明日への扉

あとがきを、明日のナージャとおジャ魔女どれみのプロデューサー、東映アニメーション関弘美氏に書いてもらいます。ナージャファンならずとも、アニメ好き・キャラクター好きの読者必読の書になります。

内容説明

もうすぐナージャは、16歳。長い旅を終え、夢にまでみた母コレットとの再会を果たし、ウィーンで楽しい日々を送る。誕生日には、盛大なお祝いの舞踏会も開かれる。ナージャはとても幸せだった。しかし、そんなナージャの胸の中にはもう一つの思いがあった。私だけがこんなに幸せでいいはずがない。アップルフィールドで一緒だった仲間たちは…。運命の女性ナージャは、大きな決心をした―。

著者等紹介

金春智子[コンパルトモコ]
小説も書くシナリオライター。奈良県出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

METHIE

7
からくり馬車エンジンを残して死す、一行詐欺にあう、ナージャ企画を考える。 言うまでもなく、どれみシリーズや今もなお続くプリキュアシリーズに比べると一年で終わった作品で、 散々言っていることだが「最近のロボットアニメは~」という人はいても「最近の世界名作劇場的な児童文学アニメは~」という人は少ない、そういう意味でも(もう14年も昔のアニメだが)貴重な作品である。 解説を務める関弘美プロデューサーによれば、当時サーズがアジアで流行しており、「様々な民族衣装を着て踊るナージャ」の衣装が作られなかったという。2017/11/08

momonnga

5
子どもの時ナージャ好きでした。アニメは完成度が高くて大人で見ても楽しめる内容だと思いました。音楽もオーケストラを使っていてかなりレベル高いです。オープンニングは本田美奈子さんが歌っていて凄く素敵でした。ナージャの続きが見れて本当に良かった〜ナージャファンとしては嬉しい限り2019/08/05

tban

2
倫敦どんより晴れたら巴里 懐かしいし、楽しい。おジャ魔女どれみとプリキュアの 間じゃ、そりゃあ、苦戦だわと思うのは後付けの理屈。 当時は名作劇場路線を、POPにやるんだと思い 結構楽しかったし、この本も楽しい。 ナージャはナージャだし、ローズマリーも出てくるしで よくできた小説でした。イラストがあれば、もっと楽しかった。 2017/09/14

北白川にゃんこ

1
なるほどマジで旅立ちじゃねーの。16歳になったナージャがイケメンにモテモテしながら明日に進んでいくぞ!続編にも続いていくぞ!海外では人気だったのかナージャ。まあ、日本よりは受けそうではある。2017/09/27

reg_anjet

0
テレビアニメシリーズの本編からだいぶ軌道修正した設定が多く、パリ(とアメリカ)を舞台に『明日のナージャ』の世界を広げていく構想だと思うのだけれども、今のところはここで物語の歯車が止まっている。第一次世界大戦が迫る時代、ナージャとローズマリーが広い世界に飛び出していくラストシーンが好きだったので、ローズマリーやキースが新天地を求める一方で、ナージャが華やかな文化の中心地に腰を落ち着けてしまうことに肩透かし感もあるけど、その評価の適否も物語がここから進まないことには判断しようがない。2023/09/04

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