講談社文庫<br> 光陰の刃〈下〉

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講談社文庫
光陰の刃〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 448p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062938600
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

明日の日本を夢見る二人の男。團琢磨と井上日召。理想に燃える光と影が、時代を超えて交差する。新元号を前にした現代人必読の書!財界の頂点と徒手空拳の宗教家。国を憂う気持ちは同じでも、團と日召の立場はあまりに対照的だった。戦争、震災を経て、社会不安が広がった時代に、日昭は革命を目指して「一人一殺」を掲げ、体制の象徴・琢磨を狙う。吉川英治文学新人賞&大藪春彦賞受賞作家が、近代日本の転換点となった大事件を描き尽くす。

第九章 有明の海 明治二十七年?明治四十二年
第十章 大洗の海 大正十三年?昭和四年
第十一章 頂点へ 明治四十二年?昭和五年
第十二章 地下へ 昭和四年?昭和五年
第十三章 光陰の刃 昭和五年?昭和七年
終章


西村 健[ニシムラ ケン]
著・文・その他

内容説明

財界の頂点と徒手空拳の宗教家。国を憂う気持ちは同じでも、團と日召の立場はあまりに対照的だった。戦争、震災を経て、社会不安が広がった時代に、日召は革命を目指して「一人一殺」を掲げ、体制の象徴・琢磨を狙う。吉川英治文学新人賞&大藪春彦賞受賞作家が、近代日本の転換点となった大事件を描き尽くす。

著者等紹介

西村健[ニシムラケン]
1965年福岡県福岡市生まれ。6歳より同県大牟田市で育つ。東京大学工学部卒業。労働省(現・厚生労働省)に入省後、フリーライターになる。1996年、『ビンゴ』(講談社文庫)で作家デビュー。ノンフィクションやエンタテインメント小説を次々と発表する。2005年の『劫火』、2010年の『残火』で、それぞれ日本冒険小説協会大賞を受賞。2011年、『地の底のヤマ』で第30回日本冒険小説協会大賞、翌年同作品で第33回吉川英治文学新人賞を受賞する。2014年には『ヤマの疾風』で第16回大藪春彦賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

p-man

13
この国を憂いた男二人の物語。一人は経済界のトップに立ち、そこからこの国を動かそうとした男。もう一人は、常人とは異なる感性を持ち宗教に寄り添い、そこからの変革を望んだ男。やがて、テロの首謀者と被害者になる二人の生き様が、日本の近代化に不可欠な炭鉱という一つのキーワードを軸に語られる。光陰。方法論はともあれ、熱い思いを持った男たちの生き様が、かっこよかった。2018/05/18

z1000r

10
非常におもしろかった。 戦中の有名軍人もちらほら出てきて、近代史の流れとしてみても興味深かった、史実かどうかは?だが団はリットン調査団の接待も担当したのか?2021/12/26

金吾

4
光と陰という対比は上手いと感じました。しかし最後まで日召に共感することはできませんでした。2020/01/05

horabook

4
★★★★★:団琢磨と井上日召のストーリー。どちらもぐいぐい引き込まれる内容でとても楽しめた。富士隈と駒吉に関する部分はやや唐突感があったり都合が良すぎたりする部分もあるが、これはこれで物語にいい味を出しているのだと思う。血盟団事件についてはよく知らなかったが、テロリストの実行犯たちが恩赦のあとなお右翼団体を率いていたり、出版社の社長になっていたり、しまいには県議会議員も務めていたなんて、今の世の中ではとても考えられないこと。やり直しのきく良い時代だったということなのか、あるいはただ未成熟な社会だったのか。2018/04/29

shonborism

2
下巻。三井の理事長になった團と東京に出てきた日召。こういう形でしか交錯できなかったのか。富士隈と駒吉の架空の2人がよい味をだしている。2018/03/31

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