講談社文庫<br> 死に支度

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講談社文庫
死に支度

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  • サイズ 文庫判/ページ数 336p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062938457
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

91歳で寂庵を一新。若手スタッフと二人だけで、小説「死に支度」の連載を始めた著者が到達した境地とは──大反響の自伝的長編小説91歳の誕生日を目前にして、長年付き添ってくれた寂庵のベテランスタッフたちが一斉に辞めることになった。最年少、24歳のモナを除いて。好きな仕事に専念してほしいとの心遣いからだった。卒寿を機に「春の革命」ともいうべき、出家以来40年ぶりの寂庵の大改革を行い、モナと二人きりの新しい生活に入る。これまでの人生を振り返り、出会ってきた人々や出家者たちの死を想い、自らの死に方について考えてゆく。「毎日が死に支度」と思い定め、最後のつもりでこの小説の連載も開始した……。

老鶯
春の革命
母コハルの死
春の雪
てんやわんや寂庵
点鬼簿
それぞれ
臨終行儀
負け戦さ
木の花
虹の橋
幽霊は死なない


瀬戸内 寂聴[セトウチ ジャクチョウ]
著・文・その他

内容説明

九十一歳の誕生日を前に、寂庵のベテランスタッフたちが一斉に辞めることになった。好きな仕事に専念してほしいとの心遣いから。出家以来四十年ぶりの革命で、最年少の秘書モナと二人の新しい生活に入る。「毎日が死に支度」と思い定めて、この小説の連載も開始した。人生の終焉に迷う全ての人に勧めたい感動の書。

著者等紹介

瀬戸内寂聴[セトウチジャクチョウ]
1922年、徳島市生まれ。東京女子大学卒。’57年「女子大生・曲愛玲」で新潮社同人雑誌賞、’61年『田村俊子』で田村俊子賞、’63年『夏の終り』で女流文学賞を受賞。’73年に平泉・中尊寺で得度、法名・寂聴となる(旧名・晴美)。’92年『花に問え』で谷崎潤一郎賞、’96年『白道』で芸術選奨文部大臣賞、2001年『場所』で野間文芸賞、’11年『風景』で泉鏡花文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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たかこ

19
#読了 先日の「いのち」に引き続き、瀬戸内寂聴さんの晩年の作品。これも小説なのか、エッセイなのかわからなく不思議な感じ。晩年の作品は、死ぬことについてたくさん書いてあるが、かえって生きることになっている。友人や知人が次々に亡くなっていき、その最後を思い出して語るのは、90代にはあるあるなのかもしれない…。私にもいつかそんな日が来る。解説で江國香織さんが書いているように、文章全てが自在で豊かでかろやか。「若い者には巻かれろ」、寂聴さんのおもしろがりの柔軟な姿勢が、生活を彩っているのがわかる。幽霊も眠くなる。2021/11/25

犬養三千代

14
軽やかでいて重厚。エッセイと小説の融合がなんとも言えない香りを生み出す。寂聴さんとモナさんの丁々発止のやりとりの暖かさはこころがほっこりする。 また、読みたい一冊。2023/10/10

みどりまま

7
エッセイだったり、手紙だったり。 昔のはなしだったり。 主語が誰だかわからなくなり、この話は誰のはなし?と、思ってしまうことも度々。2019/01/05

オカピー

6
99歳で亡くなられています。作品は読んだことが無いですが、何かと話題の方でした。自分の生きたいように生きる、わがままなのかもしれないけど、貫いたところがすごいと思いました。2023/09/04

takakomama

6
小説のような、自伝のような、エッセイのような・・・ 主語が誰なのかわかりずらいところもありました。今までの人生、思い出、人々との出会いと別れ、僧としての建前と90歳の小説家の本音。90歳を過ぎれば、見送った人も多く、老いや死を身近に感じると思います。 2020/08/18

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