出版社内容情報
91歳で寂庵を一新。若手スタッフと二人だけで、小説「死に支度」の連載を始めた著者が到達した境地とは──大反響の自伝的長編小説91歳の誕生日を目前にして、長年付き添ってくれた寂庵のベテランスタッフたちが一斉に辞めることになった。最年少、24歳のモナを除いて。好きな仕事に専念してほしいとの心遣いからだった。卒寿を機に「春の革命」ともいうべき、出家以来40年ぶりの寂庵の大改革を行い、モナと二人きりの新しい生活に入る。これまでの人生を振り返り、出会ってきた人々や出家者たちの死を想い、自らの死に方について考えてゆく。「毎日が死に支度」と思い定め、最後のつもりでこの小説の連載も開始した……。
老鶯
春の革命
母コハルの死
春の雪
てんやわんや寂庵
点鬼簿
それぞれ
臨終行儀
負け戦さ
木の花
虹の橋
幽霊は死なない
瀬戸内 寂聴[セトウチ ジャクチョウ]
著・文・その他
内容説明
九十一歳の誕生日を前に、寂庵のベテランスタッフたちが一斉に辞めることになった。好きな仕事に専念してほしいとの心遣いから。出家以来四十年ぶりの革命で、最年少の秘書モナと二人の新しい生活に入る。「毎日が死に支度」と思い定めて、この小説の連載も開始した。人生の終焉に迷う全ての人に勧めたい感動の書。
著者等紹介
瀬戸内寂聴[セトウチジャクチョウ]
1922年、徳島市生まれ。東京女子大学卒。’57年「女子大生・曲愛玲」で新潮社同人雑誌賞、’61年『田村俊子』で田村俊子賞、’63年『夏の終り』で女流文学賞を受賞。’73年に平泉・中尊寺で得度、法名・寂聴となる(旧名・晴美)。’92年『花に問え』で谷崎潤一郎賞、’96年『白道』で芸術選奨文部大臣賞、2001年『場所』で野間文芸賞、’11年『風景』で泉鏡花文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たかこ
犬養三千代
みどりまま
オカピー
takakomama