講談社+α新書<br> スマホ中毒症―「21世紀のアヘン」から身を守る21の方法

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講談社+α新書
スマホ中毒症―「21世紀のアヘン」から身を守る21の方法

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  • サイズ 新書判/ページ数 206p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062728126
  • NDC分類 694
  • Cコード C0230

出版社内容情報

スマホは21世紀のアヘンだ! 情報中毒や“絆”依存にかかった人は、「寅さん」の生き方を学び、写経をするしか抜け出す道はない!

さて、あなたが思い当たるのは──?
□自分のスマホと自宅以外の電話番号は覚えていない
□外出で、財布は忘れてもスマホは忘れたことがない
□スマホを持ったまま眠ってしまったことがある
□妻や夫(恋人)のスマホを勝手に覗いたことがある
□会社の資料をネットからのコピペで済ませたことがある
□カーナビがないと車に乗れない
□ブログやツイッターのフォロワーが増えると嬉しい
□「俺のメール読んでくれた?」と急かしたことがある
──スマホを使っていると情報依存症、ソーシャルメディアでの「つながり依存症」を起こし、思考力や想像力を失ってしまう。このIT、とくにスマホによるアヘン症状こそ新時代の魔物「エレクトロザウルス」の正体である。
 本書では、半導体研究のトップランナーとして日米の大学、企業で研究を続け、ITを知り尽くした物理学者が、中高年にとって本当に必要なIT機器と、スマホに依存しすぎない“智恵のある少欲知足”の生活方法を紹介。人間性を取りもどすための究極の方法は、「寅さん」の生き方に学ぶことと、写経という。情報に振り回されず、実り多い老後を迎えるための最強ガイドブック!
1章 スマホは21世紀のアヘンである
●ケータイへの嫌悪感 ●父親の権威の失墜と文明の発達 ●IT医療に対する嫌悪感 ●ネット情報に支配されるな! ●ネット選挙への危惧  ●ITは人間を退化させる
第2章 エレクトザウルスに食われた若者たち
●「片手ケータイ運転」を取り締まれ ●何でもネットの「IT学生」の愚 ●板書をデジカメで撮る輩 ●ゆとり教育は「なまけ教育」  ●日本を衰退させる「さとり世代」
第3章 エレクトロザウルスはほんとうの幸せをもたらすか?
●文明人のストレスと病気 ●いちばん望まれるロボットとは? ●少欲知足、無欲満足 ●IT社会の末路
第4章 「寅さん」に学ぶ、知的生き方のすすめ
●知識より智慧の人、寅さん ●「無用の用」の寅さんの旅 ●寅さんの考える「生きる意味」 
第5章 IT版「清貧の思想」で“人間力”を取り戻す
●「温故致智」の叡智 ●「幸福な人生に欠かせないもの ●マサイの人たちに教わったこと ●「養殖人間」より「天然人間」 ●写経のすすめ

【著者紹介】
応用物理学会フェロー。
1948年、東京・駒込生まれ。名古屋工業大学大学院修士課程修了(無機材料工学)。名古屋大学工学博士(応用物理)。日本電気中央研究所、モンサント・セントルイス研究所、ノースカロライナ州立大学を経て、現職に。
日本とアメリカで長らく半導体結晶の研究に従事したが、現在は古代文明、自然哲学、基礎物理学、生物機能などに興味を広げている。
半導体、物理学関係の専門書・参考書のほかに『古代日本の超技術(改訂新版)』『いやでも物理が面白くなる』『アインシュタイン丸かじり』『漱石と寅彦』『人間と科学・技術』『文系? 理系? 人生を豊かにするヒント』『寅さんに学ぶ日本人の「生き方」など一般向けの著書も多数ある。

内容説明

スマホなしで会社に電話をかけられますか?「スマホ依存」は、寅さんと写経で治せ!物理学者が説く、豊かな人間力復活の智慧。IT版『清貧の思想』。

目次

第1章 スマホは21世紀のアヘンである(現代の怪物・エレクトロザウルス;ケータイへの嫌悪感 ほか)
第2章 エレクトロザウルスに食われた若者たち(「片手ケータイ運転」を取り締まれ;何でもネットの「IT学生」の愚 ほか)
第3章 エレクトロザウルスはほんとうの幸せをもたらすか?(増える仕事、忙しくなる人間;チャップリンの予言 ほか)
第4章 「寅さん」に学ぶ、知的生き方のすすめ(知識より智慧の人、寅さん;分をわきまえることへの拍手喝采 ほか)
第5章 IT版「清貧の思想」で“人間力”を取り戻す(「温故致智」の叡智;豊かさとは何か? ほか)

著者等紹介

志村史夫[シムラフミオ]
静岡理工科大学教授。ノースカロライナ州立大学併任教授。応用物理学会フェロー。1948年東京・駒込生まれ。名古屋工業大学大学院修士課程修了(無機材料工学)。名古屋大学工学博士(応用物理)。日本電気中央研究所、モンサント・セントルイス研究所、ノースカロライナ州立大学を経て、現職に。日本とアメリカで長らく半導体結晶などの研究に従事したが、現在は古代文明、自然哲学、基礎物理学、生物機能などに興味を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

40
なんだか何が言いたいのかわからぬ本。21世紀のアヘンといいつつもネットショップは便利だとか、入院、手術ではITの威力を感じて私は素人のたわごとと書き、他教育論から寅さんの人生論、写経がどうの・・・・著者である先生のほうが、近年のITアレルギーではないか。タイトルの「スマホ中毒症」に騙された、早いとこブックオフに持っていこう! 2014/10/03

Miki

26
著者の略歴をよく見なかったわたしが悪いのですが、タイトルからもう少し医学的見地に立った内容を期待していたので拍子抜けでした。とはいえ一理あるなと思える部分もあり、エッセイとしてはなかなか面白かったです。アヘンという一見時代錯誤的な言葉の選択が、風刺のための恣意的なものなのかどうかは…? 最近の新書は売るためにか刺激的なタイトルがつけられているけれど、中身と釣り合っていないことが多くて困ります。(自称スマホ中毒症より)2017/10/28

チェ・ブンブン

26
生徒評価が悪く、時代にも取り残されたおじさんのボヤキ。論理的に展開していると思いきや感情で書いているのでレポート課題だとしたらB以下評定だ。しかし、スマホに使われている私を認知する本としては使える。参考文献にし難い資料であったw2014/06/26

Akihiro Nishio

13
下らない本だった。ネット依存に関する本を読もうと、本書を手に取った人は後悔するだろう。老人がまとまりなく、昔は良かったと繰り返すだけの本。寅さんはいい、ブータンは貧しいけど幸せだ、とこんな調子。発想も浅いが、例えも陳腐。2014/08/11

ダンボー1号

12
早くからITに携わる物理学者の思考を読みたかったが古い。考えが新聞投書レベルです。アヘン・エレクトロザウルスとか安易なネーミング。長所短所、医学的心理的な問題点、対策を読みたかった。なぜ授業中電源切らせないのでしょう?・・・続く。2015/05/12

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