出版社内容情報
自分ではなく他人のために、勝利を目指す。選手の目の役割を果たす伴走者の熱くてひたむきな戦いを描く、新しいスポーツ小説!「泣けた、とは言いたくない。それとはちがうのに、涙がでるのだ。」――糸井重里さん
自分ではなく他人のために、勝利を目指す。
熱くてひたむきな戦いを描く、新しいスポーツ小説!
「お前は伴走者だ。俺の目だ」
ばんそうしゃ【伴走者】
視覚障害のある選手が安心して全力を出せるように、選手の目の代わりとなって周囲の状況や方向を伝えたり、ペース配分やタイム管理をしたりする存在。
◆夏・マラソン編
「速いが勝てない」と言われ続けた淡島は伴走者として、勝利に貪欲で傲慢な視覚障害者ランナーの内田と組むことに。パラリンピック出場を賭け、南国のマラソン大会で金メダルを狙う二人のレースに、次々に試練が襲いかかり……!?
◆冬・スキー編
優秀な営業マンだった涼介は、会社の方針で視覚障害者スキーの伴走者をするよう命じられる。1位にこだわり続け、ピーク時に選手を引退していた涼介だったが、全盲の天才スキーヤーの女子高生・晴と出会うことで、少しずつ変わっていく。
浅生 鴨[アソウ カモ]
著・文・その他
内容説明
「お前は伴走者だ。俺の目だ」『夏・マラソン編』「速いが勝てない」と言われ続けた淡島は伴走者として、勝利に貪欲で傲慢な視覚障害者ランナーの内田と組むことに―。『冬・スキー編』優秀な営業マンの涼介は、会社の方針で全盲の天才スキーヤーの女子高生・晴の伴走者をするよう命じられるが…。自分ではなく他人のために勝利を目指す。熱くてひたむきな戦いを描く、新しいスポーツ小説!
著者等紹介
浅生鴨[アソウカモ]
1971年、兵庫県生まれ。作家、広告プランナー。NHK職員時代の2009年に開設した広報局ツイッターが、公式アカウントらしからぬ「ユルい」ツイートで人気を呼び、中の人1号として大きな話題になる。2013年に「群像」で発表した初の短編小説「エビくん」は注目を集め、日本文藝家協会編『文学2014』に収録された。2014年にNHKを退職し、執筆活動を中心に広告やテレビ番組の企画・制作・演出などを手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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