出版社内容情報
つるや樹皮などを使った伝統的な技法の素敵なかごやバッグ、人気のわらの猫つぐらなどを紹介。自然素材の入手方法から編み方を解説。 かご編みは、はやりすたりの少ない手芸分野です。近年はエコ意識の高まりやナチュラル志向により、素材が籐だけでなく、ヤマブドウやアケビなどが人気になっているほか、樹皮やわらなどの自然素材にも注目が集まっています。著者のカルチャーセンターや、全国の公民館、地方自治体の体験学習講座も、開催すればすぐに満員となる状況です。
ヤマブドウやアケビのつるや樹皮でつくるバッグなどは、デパートや通販などでも人気が高く、中くらいの大きさのものでも数万円になります。しかし、採集可能な素材で素敵なバッグがつくれたら、ほとんど無料、しかも自然素材なので、とてもエコです。もちろん、素材単品の購入も可能なので、身近に野山や原っぱがなくてもつくれます。
本書では、素材別に、素材の入手から処理、さまざまな用途に使えるかごのつくり方、編み方を、伝統的な技法を中心に、ていねいに解説しています。
はじめに
暮らしの中のかご
かごになる主な素材
chapter1 つくってみたいつるのかご
つると籐でつくった丸いかご
つると籐でつくった四角いかご
つると籐でつくった楕円のかご
chapter2 つくってみたい樹皮のかご
樹皮でつくったかご
樹皮でつくったバッグ
chapter3 つくってみたい竹皮のかご
竹皮でつくったかご
chapter4 つくってみたいわらのかご
わらでつくったかご
chapter5 つくってみたい小枝のかご
chapter6 かごづくりの主な技法
かごづくりの主な道具
かごの手入れ
素材入手先ガイド
谷川 栄子[タニカワ エイコ]
著・文・その他
目次
01 つくってみたいつるのかご―つるの種類
02 つくってみたい樹皮のかご―樹皮の種類
03 つくってみたい竹皮のかご―竹皮の種類
04 つくってみたいわらのかご―わらの種類
05 つくってみたい小枝のかご―フレームからつくるかご
06 この本に出てくるかごづくりの主な技法
著者等紹介
谷川栄子[タニカワエイコ]
「カゴ・かご・籠研究所」主宰。日本女子大学卒業。スウェーデンコンストファック・スコーラン留学。大学卒業後、全国の農山村を回り、親から子に口伝えされた、つる、草、樹皮などの採集方法や技術をお年寄りから聞き取り、記録。自身でもかごづくりの技術を習得し、書籍を多数執筆。カルチャースクールや自然体験教室でのかごづくりのレクチャーが好評を博している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。