カラスヤサトシの日本文学紀行

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カラスヤサトシの日本文学紀行

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  • サイズ A5判/ページ数 206p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784062207539
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C0095

出版社内容情報

日本文学史に埋もれる作品をユーモラスな語り口と漫画でひもとく名作案内。後世に名を残す文士たちの名文と魅力が活き活きと甦る。日本文学史上では語られることの少ない作品の面白さをカラスヤサトシ節ともいえるユーモラスな語り口と漫画でひもとくユニークな名作案内。林芙美子、北原白秋、正宗白鳥、原民喜、斎藤緑雨、坪内逍遙……後世に名を残す文士たちの素顔と名文の数々が、現代によみがえる。

第1章 1915年東海道車窓の旅
第2章 江ノ島逍遥
第3章 ダモイ・トウキョウ
第4章 芥川賞直木賞授賞式
第5章 元祖魔性の女 山田順子
第6章 暗夜行路を彩る人々
第7章 恐怖! 本物の怪談
第8章 143年前のハワイでリゾート!
第9章 ある動物学者の毀誉褒貶
第10章 武林無想庵という作家の一生
第11章 東洋の聖書
第12章 100年前の世田谷ボロ市
第13章 本当は恐ろしいザビエル
第14章 奇人岩野泡鳴伝
第15章 戦没者名簿を読む
第16章 戦時下のムー大陸
第17章 船の旅と御柱祭
第18章 くぐろう! 青春の門
第19章 大正、海辺の旧正月
第20章 樺太三つ富士を見に行く
第21章 原民喜と原爆と魔法
第22章 ネタと笑いの斎藤緑雨
第23章 もしも特高に捕まったら


カラスヤ サトシ[カラスヤ サトシ]
著・文・その他

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

厩戸皇子そっくりおじさん・寺

71
これは面白い!。読書メーターならばもっとuser数があって良い。好漢カラスヤサトシの日本文学コミックエッセイ。さすがカラスヤサトシ、凡百の文学コミックエッセイとは違う。表紙は有名作家ばかりだが、扱うのは昔の紀行文の他、宇野宗佑元総理(え?)、徳田秋聲の愛人・山田順子、武林無想庵、ザビエル(え?)、岩野泡鳴(無茶苦茶である)、原民喜、斎藤緑雨、ムー大陸、特高の拷問、キリシタンの聖書、戦没者名簿、五木寛之の『青春の門』早わかりもある。面白いので古い本が読みたくなる。著者が本当に文学を楽しんでいるのだ。お薦め。2017/11/19

akihiko810/アカウント移行中

17
カラスヤサトシが、明治~昭和の歴史に埋もれた?日本文学作品を読み紹介するエッセイコミック。印象度B  時間の隙間隙間に、2年ほどかけて読了。なのでそんな覚えてない(苦笑)一番新しいので又吉の芥川賞授賞式、他は昔の歴史に埋もれた日本文学作品(つまり、今や誰も読んでないような作品)を読んで紹介する。ザビエルとか「暗夜行路」とか「青春の門」とか有名なのも出てくるけど。明治大正の作家で帝王を自称した「奇人岩野泡鳴伝」の項とか、私の知らない文豪がいたもんだなぁ、と感心する。「裏・日本文学史」みたいな一冊2021/10/15

あーびん

14
昔の文士たちの生きざまの破天荒なこと!不倫なんて日常茶飯事。そしてカラスヤさんの読書量や知識にもびっくり。4コマにあるまじき引用文の多さと総勢84名についての情報量。読むのに時間がかかったけれど、著者独自のツッコミや検証がおもしろかった。武林無想庵のクズっぷりもアレだけれど、それ以上に一緒にパリに渡った妻の波乱万丈っぷりがすごい。山田順子のエキセントリックさも現代に通じるものがあり、時代のジェンダー感の違いなどを感じた。2017/10/17

shonborism

5
読書メーター登録8周年・読了2,000冊目。近代文学が面白く料理されてる。最近の著者の作品で一番好み。2017/09/28

mock-shiki

4
「戦国散歩」では失敗した手法が、紀行文では洗練されて大成功。あと、自然主義文学・私小説をいつもの著者的視点から、再発見・読み直しが計られている。「知らないからといって埋もれさせるのは惜しすぎる」講談社なら文芸も強いし、この路線でも。2017/10/09

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