悪道―最後の密命

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  • サイズ B6判/ページ数 208p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062207485
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

幕閣、大奥、徳川親藩の思惑と野心が交錯する、血なまぐさい抗争が勃発。伊賀忍者の末裔・流英次郎ら一統が闇の世界で死闘を演ずる。吉川英治文学賞受賞作「悪道」のシリーズ全5巻の完結編。伊賀忍者の末裔・流英次郎率いる一統は、徳川綱吉の死を秘し、その座にある当代影将軍に仕え、隠密の護衛役を務めている。その影将軍が後代家宣に将軍職を譲ることを決意。すると、それをきっかけに、幕閣、大奥、さらには徳川親藩の思惑と野心が交錯する、血なまぐさい抗争が勃発した。英次郎ら一統は、闇の世界で刺客らと刃を交えつつ、陰謀の全容を暴く。

網を抜ける辻斬
どこの御家
無駄な影護り
元海賊たちの護衛
大奥紊乱
六代将軍宣下
紀伊の藩風
気になる文書
江戸の風の行方
長屋の現人神
正義と使命の間で


森村 誠一[モリムラ セイイチ]
著・文・その他

内容説明

われらが生きるは非情の世界。徳川御三家の筆頭格尾州家との決戦、迫る!吉川英治文学賞受賞シリーズ完結編!

著者等紹介

森村誠一[モリムラセイイチ]
1933年埼玉県熊谷市生まれ。青山学院大学卒。9年余のホテルマンの生活を経て、1969年に『高層の死角』で江戸川乱歩賞を、1973年に『腐蝕の構造』で日本推理作家協会賞を受賞。2004年、日本ミステリー文学大賞を受賞。デジタルカメラを片手に俳句を詠む表現方法「写真俳句」も提唱している。2011年、講談社創業100周年記念書き下ろし作品『悪道』で、吉川英治文学賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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