アガサ・クリスティー完全攻略

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アガサ・クリスティー完全攻略

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  • サイズ B6判/ページ数 419p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062189682
  • NDC分類 930.28
  • Cコード C0095

出版社内容情報

作品の魅力、そして作品を語ることの魅力を余すところなく伝える、英国ミステリの女王、アガサ・クリスティー全99作品評論集。

作品の魅力、そして作品を語ることの魅力を余すところなく伝える、英国ミステリの女王、アガサ・クリスティー全99作品評論集。

読もう読もうとずっと思っていたのである。アガサ・クリスティーのことだ。
 ミステリ評論家を名乗り、ミステリについて語ることでお金まで頂戴し、数千冊のミステリを読んできたというのに、クリスティーの作品をわずか七作品しか読んだことがなかったのである。ーー「はじめに」より抜粋

スタイルズ荘の怪事件★★★★★ ゴルフ場殺人事件★★★☆ アクロイド殺し★★★★☆ ビッグ4☆ 青列車の秘密★★★ 邪悪の家★★★☆ エッジウェア卿の死★★★★ オリエント急行の殺人★★★★ 三幕の殺人★★★★ 雲をつかむ死★★★ ABC殺人事件★★★★☆ メソポタミヤの殺人★★★ ひらいたトランプ★★ もの言えぬ証人★★★★☆ ナイルに死す★★★★☆ 死との約束★★★★★ ポアロのクリスマス★★★★ 杉の柩★★★★☆ 愛国殺人★★☆ 白昼の悪魔★★★★★ 五匹の子豚★★★★★ ホロー荘の殺人★★★★☆ 満潮に乗って★★★★ マギンティ夫人は死んだ★★★★ 葬儀を終えて★★★★★ ヒッコリー・ロードの殺人★ 死者のあやまち★★★☆ 鳩のなかの猫★★ 複数の時計☆ 第三の女★★★☆ ハロウィーン・パーティ★★★ 象は忘れない★★★★ カーテン★★★★★ 牧師館の殺人★★★ 書斎の死体★★★★☆ 動く指★★★★ 予告殺人★★ 魔術の殺人★★★ ポケットにライ麦を★★★★ パディントン発4時50分★★★★★鏡は横にひび割れて★★★★★ カリブ海の秘密★★★★★ バートラム・ホテルにて★★★☆ 復讐の女神★★★★ スリーピング・マーダー★★★☆ 秘密機関★★☆ NかMか★★★★★ 親指のうずき★★★★☆ 運命の裏木戸★★ ポアロ登場★★★ おしどり探偵★☆ 謎のクィン氏★★★★★ 火曜クラブ★★★ 死の猟犬★★★★★ リスタデール卿の謎★★ パーカー・パイン登場★★★★ 死人の鏡★★★★ 黄色いアイリス★★★ ヘラクレスの冒険★★★★ 愛の探偵たち★★ 教会で死んだ男★★ クリスマス・プディングの冒険★★★★ マン島の黄金★★★★ ブラック・コーヒー★★★★ ねずみとり★★★ 検察側の証人★★★★★ 蜘蛛の巣★★★★ 招かれざる客★★★★ 海浜の午後★★★★ アクナーテン★☆ 殺人をもう一度★★★★ そして誰もいなくなった★★★★ 茶色の服の男★★★ チムニーズ館の秘密★★★ 七つの時計★★★☆ 愛の旋律★★★☆ シタフォードの秘密★★★ 未完の肖像★★★ なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?★★★☆ 殺人は容易だ★★★ そして誰もいなくなった★★★★☆ 春にして君を離れ★★★★★ ゼロ時間へ★★★★☆ 死が最後にやってくる☆ 忘られぬ死★★★★ さあ、あなたの暮ら(以下略

【著者紹介】
霜月蒼(しもつき・あおい)

1971(昭和46)年、東京都生ま

れ。慶應義塾大学法学部法律学科

卒業。

ミステリ研究家。

大学在学中は慶應義塾大学推理小

説同好会に在籍。

主に海外のハードボイルド小説、

ノワール小説に関する書評、評論

を発表。

2007年、「本の雑誌」の連載「こ

のイヤミスに震えろ!」で、“イヤ

ミス”を提唱。「モルグ街の殺人」

以降のミステリ史を、イヤミスの

発展史として読み替える試み。

本書は「翻訳ミステリー大賞シン

ジケート」にWeb連載された

「アガサ・クリスティー攻略作

戦」を書籍化したもの。

共著に『バカミスの世界  史上空

前のミステリガイド』(小山正

編、ビーエスピー)、『名探偵ベ

スト101』(村上貴史編、新書

館)がある。

内容説明

作品の魅力、そして作品を語ることの魅力を余すところなく伝える、英国ミステリの女王・アガサ・クリスティー全99作品評論集。

目次

第1部 エルキュール・ポアロ長編作品
第2部 ミス・マープル長編作品
第3部 トミー&タペンス長編作品
第4部 短編集
第5部 戯曲
第6部 ノンシリーズ長編作品

著者等紹介

霜月蒼[シモツキアオイ]
1971(昭和46)年、東京都生まれ。慶應義塾大学法学部法律学科卒業。ミステリ研究家。大学在学中は慶應義塾大学推理小説同好会に在籍。主に海外のハードボイルド小説、ノワール小説に関する書評、評論を発表する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

セウテス

53
最も知られた外国の女流ミステリー作家が、アガサ・クリスティでしょう。ポアロから色々な主人公のシリーズが100冊以上も在るのに、案外10冊位の有名な作品しか読んでいない方が多いのも確かでしょう。この本はクリスティ氏の多くの作品を紹介しているのみならず、クリスティ論にもなっています。また作品の良し悪しを述べるだけではなく、例えば横溝正史氏の「悪魔の手鞠唄」を揚げて比較していたり、影響を受けて作られた作品を紹介したりと、読みたい本が増えて仕舞います。何故ミステリーを読むならクリスティを読むべきかが、分かります。2015/01/01

かりさ

49
お恥ずかしながらアガサ・クリスティーは一冊も読んでおらず、これまで幾度となく読んでみようかと心寄せるも結局読めずでして。ということで本書を手に取って丁寧な解説を読んでみて、これはちゃんとじっくり読んでみようと気持ち高めております。クリスティー作品数冊と本書を買って(図書館で借りたのです)少しずつ紐解こうかな。2015/08/10

ばんだねいっぺい

43
ただのガイド本ではない。労作。作品を読まずしてアガサ・クリスティの偉大さが分かる。これから、何冊か買うつもりである。2016/03/29

W-G

41
ずっと 気になっていたのをAmazonで購入。中学のときにクリスティは結構読んでいたのですが、星が5個のもので未読のものは今すぐ本屋で購入しようと思ってます。とにかくクリスティが読みたくなります。2016/02/21

green tea

37
大人気ウェブ連載の書籍化 クリスティーをあまり読んでこなかったミステリー評論家が クリスティー制覇に挑むという 黄金伝説ものです 読んでるととにかくクリスティ―読みたくなります ポアロもマープルもノンジャンルも 著者は新鮮な読書の喜びや驚きに遭遇しながら クリスティーの真価を思い知らされ 本当の女王の意味を読者とともに学んでいくという 感動的ノンフィクション2014/10/07

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