出版社内容情報
分子生物学の基礎から、テーラーメイド栄養学などの臨床につなげる。各栄養素と遺伝子発現、疾患予防の分子メカニズムに迫る。分子生物学の基本的な部分を取り入れながら、臨床での栄養教育につながるテーラーメイド栄養学を平易に解説するテキスト。各栄養素と遺伝子発現、疾患予防・治療のための分子メカニズムに迫る。
0.分子栄養学
【生物学にみる分子の世界】
1.生物の多様性と進化
2.細胞間の情報伝達
3.細胞内の情報伝達
【分子栄養学の理解に必要な基礎知識編】
4.遺伝子の発現とその制御
5..ヒトゲノム
6.エピゲノム
7.テーラーメイド栄養学とニュートリゲノミクス
【栄養素における遺伝子発現や分子機能の調節編】
8.糖質,脂質,タンパク質と遺伝子発現
9.ビタミンの分子栄養学
10.ミネラル,非栄養素の分子栄養学
【生体調節と分子栄養学編】
11.感覚の分子栄養学
12.時間栄養学
【疾患の成り立ちと予防のための分子栄養学編】
13.疾患の分子栄養学
14.肥満の分子栄養学
【解析技術の進歩と分子栄養学編】
15.微生物群集のゲノムを網羅的に解析するメタゲノムの解析技術
16.食品の遺伝子組換え
17.遺伝子治療と再生医療,それを支える技術
宮本 賢一[ミヤモト ケンイチ]
編集
井上 裕康[イノウエ ヒロヤス]
編集
桑波田 雅士[クワハタ マサシ]
編集
金子 一郎[カネコ イチロウ]
編集
目次
分子栄養学
生物学にみる分子の世界編
分子栄養学の理解に必要な基礎知識編
栄養系による遺伝子発現や分子機能の調節編
生体調節と分子栄養学編
疾患の成り立ちと予防のための分子栄養学編
解析技術の進歩と分子栄養学編
著者等紹介
宮本賢一[ミヤモトケンイチ]
1979年徳島大学医学部栄養学科卒業。1989年徳島大学大学院栄養学研究科博士後期課程修了。徳島大学大学院医歯薬学研究部教授
井上裕康[イノウエヒロヤス]
1981年京都大学理学部生物系卒業。1987年大阪大学大学院医学研究科博士課程修了。奈良女子大学研究院生活環境科学系教授
桑波田雅士[クワハタマサシ]
1993年徳島大学医学部栄養学科卒業。1998年徳島大学大学院栄養学研究科博士後期課程修了。京都府立大学大学院生命環境科学研究科教授
金子一郎[カネコイチロウ]
2002年徳島大学医学部栄養学科卒業。2010年徳島大学大学院栄養生命科学教育部博士後期課程修了。徳島大学大学院医歯薬学研究部助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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